2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「おことぬし」(木霊)

―― 儂の名か? 「おことぬし」というのじゃが…… ―― なに? 知っておる? ―― はて さて、同じ名の者がおるとは…儂はしらなんだ。 (宮崎駿氏がこの木をヒントにしたというのはガセです)

石山寺拾遺―東大門

(「石山寺拾遺」東大門の裏) 木造の落ち着き、安心感、意匠。 それらは新しい建築から消えている。 建築工学はこういう巧まずして生まれた美しさを持たない。 いや、持てないのかも…。 木目の美も見直してほしい。 文化財に落書きをする日本人は海外の観光…

みどりと水と日の光…

みどりと 水と 日の光 そして 夜の訪れがある限かぎり いのちは絶えない 風よ やさしさと 試練をはこべ さいわいをもたらすために この子らのために

ZZZZZzzz…ZZz

(「木霊」40) ZZZZZzzz…ZZz 象が眠るが如く ZZZZZzzz……ZZz……s…… その眠りを 覚まさせないために 森は深く 静かなんだってサ (河馬だというひともいますが……)

「雨中石山寺」6(終)

http://blogs.yahoo.co.jp/uttiyda/6221201.html 「雨中石山寺」1 からご覧下さい (承前) 背後に宝篋印塔が立っている。 毘沙門堂には灯りが点されて、薄暗く雨降る中だけに信仰心のない私にさえ、奇妙な神々しさが醸し出されているように見えた。 毘沙門…

「雨中石山寺」5

http://blogs.yahoo.co.jp/uttiyda/6221201.html 「雨中石山寺」1 からご覧下さい (承前) 雨と泥で汚れた足下が気になる。簀の子の上で時間を稼いだ。 中に入ってまず目についたのは「石山寺縁起絵巻」だった。予想していない、期待外の喜びというと大袈…

「雨中石山寺」4

http://blogs.yahoo.co.jp/uttiyda/6221201.html 「雨中石山寺」1 からご覧下さい (承前) 途中、シャガが至る所に咲いていた。 経蔵を過ぎた所に紫式部の供養塔と松尾芭蕉の句碑が並んでいる。 あけぼのはまだむらさきにほととぎす 芭蕉 石山は東雲むらさ…

「雨中石山寺」3

http://blogs.yahoo.co.jp/uttiyda/6221201.html 「雨中石山寺」1 からご覧下さい (承前) (ソッチヘ行ッテ何モナケレバ……馬鹿ジャン。) 《あいつ》が現れた。 無駄こそ人生の宝! などと考えはしなかったが、私は意外にも、女子大生とは逆の方へ歩き出…

「雨中石山寺」 2

http://blogs.yahoo.co.jp/uttiyda/6221201.html 「雨中石山寺」1 からご覧下さい (承前) 辺り全体高い樹木に囲まれて薄暗い。 四十段あまりの石階段を半分ほど上ると左手に本堂の姿が僅かに見える。 上はまだしも明るそうだ。 ―― どこかで見たような光景…

「雨中石山寺」 1

「ぶらり何処かへ」特別編 「雨中石山寺」 『石山寺縁起』によれば、聖武天皇の発願により、天平19年(747年)、良弁(ろうべん、東大寺開山・別当)が聖徳太子の念持仏であった如意輪観音をこの地に祀ったのが当寺の初めとされる。聖武天皇は東大寺大仏の造…

お、ああゝゞゞゞゞ…

お、ああゝゞゞゞゞ…(「木霊」39) ―― お、ああゝゞゞゞゞ… 私の耳元で大きなあくびをするのが聞こえてきた。 ―― お、ああゝゞゞゞゞ…

女学生(?)―雪の下

我が家の庭の片隅で賑やかなことやかましいこと…。 よく見ると、化粧しないでもかわいらしい。 親は静かに見守るもの(?)

(独り言)

(「木霊」38) ―― 一皮ひとかわ むけるってことは 大きくなっているということさ 半端じゃあ できねえ いろんなことが あったさ

(独り言)

(「木霊」37) ―― 抱えたい。…まるごと。

石山寺―棟端飾り

「石山寺拾遺」 ― 棟端飾り 5月上旬、雨の中の石山寺を撮った。 まもなく《文・写真「雨中石山寺」》に纏めてupする。 これらの棟端飾りはそれに入れないはみだし写真。 装飾と化したこの飾りはもともと魔除け・厄除けのためにある。 次いで堂宇寺門を風雨…

もみぢ五月花

(「木霊」36) 石山寺へ行った。 もみぢのみどりが遠目にさわやかな感じで映る。 少し近づくと花が咲いている。 ―― むウッ? 見ると、確かにもみぢである。 ―― なんじゃぁ これは… (もみぢでおます~ぅ。悪ぅおましたか!? もしそうやったら、堪忍さんどすえ…

アルバム 睡蓮

最後までご覧いただきありがとうございました 草津市立水生植物公園「みずの森」の睡蓮たち

美しくなくても…

〈「座禅草」―― 座禅草 その後 5月 ――〉 5月21日、日曜日だというのに出かけた。 そろそろ座禅草が気になり始めていたからである。 ―― ついでにビラデスト今津へも行こう。 ―― きっと醜くなってるやろなあ。 弘川の自生地は案の定だれもいなかった。前回…

―― ワぁ~ 雨だわ。

(「木霊」35) ―― ワぁ~ 雨だわ。うれしい! ―― そんなに嬉しいかい? ―― そりゃあ そうよ。うれしくないの? ―― そう言うわけじゃないさ。あんまりうれしそうだからさ。 ―― そぉおっ。 ―― 恵みの雨ということか。 ―― しあわせだわぁ…! ―― あゝ、いいね。…

ウチのふつつかな娘たち

ウチのふつつかな娘達でございます。 また雨模様でございます。 あゝ この子は間もなく嫁ぎますんで、 ちかごろ とくにうきうきとしております。 ところが、この子は だれに似たのでございましょうか、佐賀子(さかこ)と申しまして…… どの姉妹にも似ており…

枯れ柴の道往けば(23画像)

しばらく続いた雨も上がった5月21日、平池(滋賀県高島市新旭 ビラデスト今津)へ行った。 杉林や自然林の中で軽登山や散策を楽しむ人が多い。夏ともなるとここ「ビラデスト今津」は家族連れで賑わう。去年4月10日ごろに行ったろうか、道には至るとこ…

すばらしい☆浮御堂の松(20画像)

「ぶらり何処かへ」特別編 浮御堂とその松(後編) 浮御堂全体については 2006,5,19 の http://blogs.yahoo.co.jp/uttiyda/5204880.html にある。 浮御堂の松 浮御堂、海門山満月寺には目視したところ16本の松がある。ほかに目立つものといえばもみじが一…

(独り言)

(「木霊」 34) ―― だれがなんと言おうと 動かねえ! (―― 動けるもんなら動いてみな などという チャチャを入れない!)

昨日、乱れた雲を撮りたくて出かけた仰木の里でたまたま鳥を捕った、いや、撮った。 鳥なんてとても撮れないと諦めていたのに……。 到底 「野鳥 撮影記録」 http://blogs.yahoo.co.jp/a2291322913 の a2291322913 さんにかなわないけれども、嬉しくてうれしく…

2006,5,21琵琶湖の朝

おはようございます。 今朝は少しだけ早めに起きて「朝の雲を」と思ったのですが……ありません。 快晴です。 しばらく続いた雨のあと。 清々しい一日の始まりにふさわしい琵琶湖と朝日と空。 「空に……」の特別編(?)です。 上の写真を載せると直ぐにコメン…

(独り言)

「木霊」 33 ―― 根性まで曲がっちゃぁ いねぇぜ だれかさんみたいによ ! ■ 誤りなどがありましたら是非お教え下さい。 ■ 잘못등이 있으시면 부디 가르쳐 주세요. ■ 如果有任何错误,请告诉我。 ■ If you notice a my mistake … Please tell me. ■ 検索 花樹…

浮 御 堂 (25画像)

「ぶらり何処かへ」特別編 浮御堂とその松(前編) 浮御堂 ''近江八景の一つ「堅田の落雁」として名高い堅田の浮御堂は、いま琵琶湖大橋西岸にあるというと判りやすい。京都紫野大徳寺に属する禅寺であり、海門山満月寺と称する。一条天皇の長徳年間(995…

(独り言)

(「木霊」32 ― 木肌3) ―― 傷を舐め合うのは人間だけさ

大地をつかむ

(「木霊」31) 「なにぃこの根っこ。歩きにくいわァ」 「邪魔だねェ」 「あっ痛ッ」 「大丈夫か? 捻挫なんかするなよ」 「こんなとこ、おもしろくもなんともないワ」 「あゝ、帰ろ…」 ――こうしていないと 守れないものがあるのさ

お世話

(「木霊」30) 「……長いね。」 「ええ、長いですね。」 「何年になる?」 「さあ…? 覚えていませんね。 あっ、さっきカメラで私たちを撮っていったひと、初めて見たのは……と、……」 「たしか、25年前だ」 「そんなになりますかぁ…。よく覚えていますね。…