アサギマダラ とヨツバヒヨドリ
伊吹山・山頂 2007.08.15
アサギマダラが飛んでいる。
あ
一匹のアサギマダラが天空さして
アサギマダラ (マダラチョウ科)
春の北上,秋の南下を繰り返す「渡り」をするチョウとしても知られている.
夏には標高1000m付近の高地帯をさまようことが最近の調査でわかってきたが,
北上から「さまよい」,そして南下の行動を解発する刺激要因がまだわかっていない.
2000年に台湾台北市北部の陽明山でマークされた2個体が,鹿児島県と滋賀県でそれぞれ再捕獲され,
この蝶の移動範囲が日本周辺の国外にも及ぶことが明らかになった.
しかし,その移動の範囲の全貌はまだ明確でなく,謎の蝶と言える.(以下省略)
「アサギマダラを調べる会」HP に詳しい。そちらから引用しました。是非ご覧下さい。
イワウチワ ・ 岩団扇
奥伊吹 2009.04.13
わずかの風にも
白花もいくつも咲いていた。
■ 3年前
岩団扇を初めて意識したのは
裏山というべきだろう。
古墳群がある岡は雑木に蔽われていた。
タムシバ
2009.04.13 & 04.23 奥伊吹・甲津原
この時季
4月上旬前後、タムシバは奥伊吹でもよく見かけるのだが
如何せん…雑木に混じって撮りにくい。
あるいはその姿こそタムシバらしいのかもしれない。
若木なら結構林道沿いにも見かけるので
なるべく近づいて撮ってみた。
が、画にはならない。
イワウチワを撮ろうと急交配の山襞を突き抜けたときだった。
目の前にタムシバが数輪咲いていた。
――ほお~、と思ったとたん
このタムシバが変なのに気づいた。
タムシバだから花季に葉がないのは当然だ。
そのことではない。
――花が少なすぎる!
それもあった。しかし、何よりも私を
ある想いにさせたのは、それが倒木だったことである。
根元の少し上辺りから見事なまでにポッキリ折れている。
――いのち かくあらなむ。
2013.04.01 京都府立植物園
タムシバの蕾
コブシの蕾に葉っぱ
コブシ・辛夷
今年の春は早足だった。
2009.04.05
2009.04.13
その辛夷がもう満開を迎え、
この木が好きだと言う人は多い。
私もその一人だ。
こころが洗われるように清々しくなるからだろう。
堀辰雄が見たかったという早春の
辛夷は春を告げる木の一つだ。
花言葉は「信頼」だそうだが、どうも気に入らない。
辛夷の冬芽
2006.11.30 京都府立植物園
辛夷の木肌
2006.11.30 京都府立植物園
花がよく似たタムシバとの違い
2009.04.23 奥伊吹・甲津原
ウワミズザクラ・上溝桜
奥伊吹・五色の滝 2009.05.04
ウワミズザクラ ・ 上溝桜
桜にもいろいろある。
これはウワミズザクラ。
母が花を見て「庭に植えたい」と言ったが……
小さな庭には不向きだろう。
ふくよかな独特のその花は
微笑みを誘うようで
「上溝桜」と書くのは、湿気に強いからか……。
いつのまにか「みぞ」が「みず」に変化した。
ウワミズザクラ (バラ科サクラ属)
イヌザクラ(犬桜)Prunus buergeriana に似ているが、より大型。
花期は4~5月。新しい枝の先に長さ6~8センチの総状花序を出す。
花弁は5枚。雄しべは30本内外。
果期は8~9月。果実は長さ7mmぐらい。黄赤色から秋に黒く熟す。
つぼみや若い果実(「杏仁子」)は塩漬けにして食用。
材はとても堅く、版木、彫刻材、樹皮は樺細工に使われた。
2007.04.15 京都府立植物園
2009.05.01 近くの山で
2009.05.01 近くの山で
2009.05.01 近くの山で
ユウスゲ・夕萓
ユウスゲが大分咲き出したと聞いて
まずは下見のつもりで出掛けた。
2007.07.08 快晴
前回、まだ見頃までには間があるのを確かめたから
ユウスゲは明らかに増えていた。
2007.08.01 台風5号接近
――台風が来る前に……
予定では、そうこうしているうちに――いい頃合い!
この日、晴れそうな気配に決断。
三合目のユウスゲの壮観さはないが
涼やかに揺れる姿は
しとやかな女性を連想させる。
日当たりのよい草原に生える。ニッコウキスゲと同じ仲間。一日花。
花は夕方に開花し翌朝には閉じる。
暗くなると夜行性の昆虫などにはこの花の色がよく見えるというのだが。
花期は7~8月。