2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

アメリカハナスオウ ・ 亜米利加花蘇芳

■ アメリカハナスオウ ・ 亜米利加花蘇芳 中国原産のハナスオウの方が色鮮やかで ハナも多く艶やかな気がする。 でも、美しい。 処々に昨年の豆が残っている。 マメ科とは知らなかったので首を傾げていた。 いや、――何だコレ! 邪魔な! と思っていた。 ……ハス…

リンゴ ・ 林檎

■ リンゴ ・ 林檎 秋の長野で見たのは果実であって、 花を見るのは初めてである。 清楚な、美しい花である。 ただし、時期がちょっとおそかった。 2007,04,24 ほとんど散りはて 蕾がわずかに残る程度。 伊吹薬草園にて リンゴ (バラ科リンゴ属) 学名 Malus…

ヤチダモ ・ 谷地だも

■ ヤチダモ ・ 谷地だも ここにも 春がやって来ている。 高い部分の枝に花が咲く。 繊毛のような蘂。 図体に反して花は繊細。 人間も得てしてそのようだ。 近江富士花緑公園 2007,04,21 ヤチダモ (モクセイ科トネリコ属) 学名 Fraxinus mandshurica var. j…

メギ ・ 目木

■ メギ ・ 目木 花がこんなに可愛いとは思わなかった。 ただし枝には長い棘がある。 何回か刺さった。 注意しましょう。 別名の「コトリトマラズ」とはこの鋭い刺があるため 小鳥もとまらないということらしい。 でも、蝶々はとまります。 2007,04,24 伊吹薬…

ニリンソウ ・ 二輪草

■ ニリンソウ ・ 二輪草 2007.4.24 風強し。 遅まきながら伊吹山の三合目で二輪草を撮った。 どこで撮ろうと二輪草に変わりはないようなものであるが 一種のこだわりか……? 甘菜と一緒に撮ってやりたかったが、 上手い具合にいかないものだ。 2007,04,24 2007…

ダイオウグミ ・ 大王茱萸

■ ダイオウグミ ・ 大王茱萸 今年もたくさんの 大きな実をつけそうである。 春日に元気な花を咲かせている。 我が家にも一株あったが、 鴉が来るというので 母が切り倒してしまった。 残念ながら私には何の権限もないもので……。 小さな菜園の君主は母上です…

キジムシロ ・ 雉筵

■ キジムシロ ・ 雉筵 伊吹山へ行く前に薬草園に立ち寄ると キジムシロがかたまりになっていた。 どこでも見られるのに……。 敷き詰めたように 綺麗に咲いていたから。 2007,04,24 キジムシロ (バラ科キジムシロ属) 学名 Potentilla sprengeliana 別名 北海…

チゴユリ ・ 稚児百合

■ チゴユリ ・ 稚児百合 稚児という名を持つとおり 可愛い花で、うっかり見落とす人が多い。 通り過ぎる人になんど声をかけて 教えてさしあげたか知れない。 ……ただし、女性のみ……。 風に揺れ首を傾げるちごゆりに幼き吾子の癖浮かぶ 京都府立植物園 2007,04…

ニオイイリス

■ ニオイイリス 白い花が固まりすぎると画になりにくい。 イチハツとの違いは 色だけなのだろうか……? 解らない。 困ったものだ。 菖蒲とアヤメ、杜若 なんとなく判るが、いざ 花を見ると…… はっきりしない。 困ったものだ。 京都府立植物園 2007,04,27 ニオ…

ヤマブキソウ ・ 山吹草

■ ヤマブキソウ ・ 山吹草 ヤマブキに似ている。 だから山吹草―― 解りきったことながら 花の色は見紛うばかり。 光をよく反射させる。 だから、泣かされた。 そばに寄れないのも辛い。 山野で見かけた記憶がない。 私は何を見てきたことか……。 斯くなる人生 …

■ 表紙 ■

クリック ⇒ 検 索 実 行 ■ 「伊吹憧憬」 ◆ INDEX を見る ◆ ■ 「伊吹百花」 ◆ INDEX を見る ◆ ■ 5月1日 6タイトル ← クリック ブログ容量の2Gを越えてしまいました。2007年5月2日から下記で新たに出発しました。 花樹アルバム「いとしきものたち」-2…

ツリバナ ・ 吊花

■ ツリバナ ・ 吊花 のんびりしたものだ。 風にやらゆら とぼけた顔。 ――じっとしろ。 と言っても ――風に言ってェ~。 と、また ぶらぶら ゆらゆら……。 ――おまえみたいに生きたいよ……。 京都府立植物園 2007,04,27 木肌 ツリバナ (ニシキギ科ニシシギ属) …

カロライナ・ジャスミン

■ カロライナ・ジャスミン 辺りに明るさをまき散らす。 四方八方 笑顔を投げる。 励ましを投げる。 人を呼ぶ。 南国生まれの 陽気な娘。 京都府立植物園 2007,04,15など カロナイナ・ジャスミン (マチン科ゲルセミウム属) 学名 Gelsemium sempervirens 別…

エンレイソウ ・ 延齢草

■ エンレイソウ ・ 延齢草 面白い形をした花、葉が点々と立ち始めていた。 咲き始めの つやつやとした花の 奇異な美しさに驚く。 10cm程の茎、葉の天辺で 三菱のような顔を上げている。 初々しさが好もしかった。 顔を地面につけて いや、杉の枯葉にくっ…

アマミセイシカ ・ 奄美聖紫花

■ アマミセイシカ ・ 奄美聖紫花 「西施花」とも書くらしい。 その方が感じが出ている。 清楚な貴婦人。 「幻の花」と言わせるのは 絶滅が心配されるからだけでなく もともと夢幻のような はかなげな姿をしているからだろう。 佳人薄命の風情がある。 2007,0…

ルイヨウボタン ・ 類葉牡丹

■ ルイヨウボタン ・ 類葉牡丹 4月19日。 初めて見たとき ――これが花か…? と思った。 ――雑草……? 標示がなかった。 4月23日。 標示が出ていた。 健気と言うべき 淡緑黄の 山の少年。 京都府立植物園 ルイヨウボタン (メギ科ルイヨウボタン属) 学名 …

カリン ・ 花梨

■ カリン ・ 花梨 追加画像 京都府立植物園 カリン (バラ科 ボケ属) 学名 Chaenomeles sinensis 中国東部原産の落葉高木。10メートルを越す木もある。 日本への伝来時期は不明。中国では「木瓜」と書く。 語呂合わせで「金は貸すが借りない」の縁起を担…

ベニバナカスミソウ ・ 紅霞草

■ ベニバナカスミソウ ・ 紅霞草 ちょうど カップルにしてはまるで甘い雰囲気がない男女が 通りかかった。 ベニバナカスミソウが悲しげに見えた。 恋人よ 忘れないで 小さな風音は 私の吐息と想って 私の嘆きの胸の音を 聞いて 遠く離れて おなたを想う 私の…

クマガイソウ ・ 熊谷草

■ クマガイソウ ・ 熊谷草 <(_ _)> この記事は編集の上こちらへ移転しました。 ← クリック <(_ _)>

ツリガネズイセン ・ 釣鐘水仙

■ ツリガネズイセン ・ 釣鐘水仙 ――なんで、こんなところに…… 木陰に佇むツリガネズイセン 風趣あり。 京都府立植物園 2007,04,23 ツリガネズイセン (ユリ科ツルボ属) 学名 Scilla hispanica cv. 別名 シラー・ヒスパニカ ブルー・ベル(英名) ヨーロッパ…

カリン ・ 花梨

■ カリン ・ 花梨 夢はみるもの 空に託すもの はかなく消えても うらまない 笑ってすまそう いつかまたみる 夢のために 啼いた鴉がもう笑う 新しい恋のおとずれに きのうのなみだも宝物 夢みるおとめの たからもの カリンの花が歌ってる 京都府立植物園 2007…

アマナ ・ 甘菜 (「伊吹憧憬」- 121)

■ アマナ ・ 甘菜 (「伊吹憧憬」- 121) 2007年4月24日 久しぶりの伊吹山である。 歩いてあがりたかったが……。 ガスが山頂を隠したままだ。 アマナの小さな姿が きつい風に煽られて ゆれている。 左右 前後に 倒れるように、 束の間の春を楽しんでいる。 点…

ヤマエンゴサク ・ 山延胡索   Corydalis lineariloba

■ ヤマエンゴサク ・ 山延胡索 (「伊吹憧憬」- 120) 2007.04.24 伊吹山3合目 久しぶりに、 もう半年にもなるのか―― 伊吹山の三合目へ行った。 アマナ以外には「これ」というものが 咲いていない。 ニリンソウやタンポポ そしてありふれてはいるが たくさ…

ギンコウボク ・ 銀香木 / 銀厚朴

■ ギンコウボク ・ 銀厚朴 / 銀香木 静かに舞う 白く長い筒袖が ゆっくり しなり ため息をもらしている。 悩みのせいではなく、 いのちあることの 息づかい。 温かい匂いがふりかかる。 2007,04,18 草津市立水生植物公園「みずの森」 2011.09.23 草津市立水…

ラナンキュラス レクタ

■ ラナンキュラス レクタ 黄色がさらっとした色でなく 輝きに粘りがある。 ちょっと不思議な色。 花言葉は「執着」← 自作勝手作。 草津市立水生植物公園「みずの森」 2007,04,18 ラナンキュラス レクタ (キンポウゲ科ラナンキュラス属) 学名 Ranunculus 'r…

ホヘンベルギア・ステラタ

■ ホヘンベルギア・ステラタ 鮮やかな赤と紫のコントラスト。 深みのある色合い。 特に青みを帯びた紫が 美しい。 ……長い間名前が判らなかった。 草津市立水生植物公園「みずの森」 2007,04,08 ホヘンベルギア・ステラタ (パイナップル科) 学名 Hohenbergi…

チャボイランイラン

■ チャボイランイラン <(_ _)> この記事はこちらへ編集しました。 ← クリック <(_ _)>

シンビジウム ガトーショコラ (?)

■ シンビジウム ガトーショコラ (?) シンビジウム ガトーショコラの源であろうか。 詳しいことは分からない。 標示には「シンビジウム ショコラ」とあったが… 検索に引っかからない。 出てきたのがよく似た「シンビジウム ガトーショコラ」。 愛嬌のある …

ヘリップテルム・アルギロプシス

■ ヘリップテルム・アルギロプシス 「淡くかなしきもののふるなり」 と詠ったのは三好達治。 あれはきっと雪だろう。 「乳母車」に残る記憶。 母に祈る。 夕陽に向かって押していけ と。 こんな雪のような花が降ったら 達治は何と詠うだろう。 温かすぎて…… …

オロンチウム アクアティクム

■ オロンチウム アクアティクム サトイモ科独特の花(……?) これはとても珍しく、 日本では草津市立水生植物公園「みずの森」以外では まず見られないのでは……。 何日か前、新聞に報道されていた。 が、モウシワケナイが、 綺麗なのだけれども……私の好みで…