2019-01-01から1年間の記事一覧

アサギマダラ とヨツバヒヨドリ

伊吹山・山頂 2007.08.15アサギマダラが飛んでいる。 アカソ以上に鮮やかなシモツケソウが咲き乱れ これから秋を迎えようと美しい。 そのそばで、素朴なヨツバヒヨドリの白が まもなく訪れるサラシナショウマの季節を前に 咲いている。 誇るでなく、 純白で…

イワウチワ ・ 岩団扇

奥伊吹 2009.04.13わずかの風にも 花びらを震わせる、 まだ幼い少女のようにたおやかな花々。 波うつように咲いていた。 白花もいくつも咲いていた。 ■ 3年前岩団扇を初めて意識したのは 一眼デジを初めて手にしたころ、嬉しがって 近所にある山へ ――なんぞ…

タムシバ

2009.04.13 & 04.23 奥伊吹・甲津原この時季4月上旬前後、タムシバは奥伊吹でもよく見かけるのだが如何せん…雑木に混じって撮りにくい。 あるいはその姿こそタムシバらしいのかもしれない。若木なら結構林道沿いにも見かけるのでなるべく近づいて撮ってみ…

コブシ・辛夷 

今年の春は早足だった。2009.04.05 三島池から見る伊吹山の南側にはもう雪がなくて、 霞がかかり、風だけがわずかに肌寒かった。 2009.04.13その辛夷がもう満開を迎え、 花びらを落としていく姿まであった。 この木が好きだと言う人は多い。私もその一人だ。…

ウワミズザクラ・上溝桜

奥伊吹・五色の滝 2009.05.04 ウワミズザクラ ・ 上溝桜 桜にもいろいろある。これはウワミズザクラ。 渓流沿いによく見かけ、 五色の滝への登り口の近くにも大きなウワミズザクラの木がある。 母が花を見て「庭に植えたい」と言ったが……小さな庭には不向き…

ユウスゲ・夕萓

ユウスゲが大分咲き出したと聞いて まずは下見のつもりで出掛けた。 ユウスゲはおそくなって咲くというので 帰路につく前に撮ろうと決めていると、 帰るころ、濃霧発生。 (――おいおい 何すんねん……!) 霧はそのまま、消えなかった。 2007.07.08 快晴 前回…

タケニグサ・竹似草

豪雨一過の、2011.07.05この日、晴れそうな気配に決断。 伊吹山を目指した。 伊吹山ドライブウェイを走って上っていくと 次第に目につき始めた どこにでもあるタケニグサ。 意外に綺麗だ。 アカソはすっかり伊吹山山頂を侵略しつくし、もはや20年前の美し…

ウスノキ・臼の木

2009.06.25 & 2011.06.26 & 07.31 滋賀・伊吹野? …… 湿地に生育している …!? まだ花を見ない…ということは私の目が節穴ということらしい ウスノキ (ツツジ科スノキ属) 学名 Vaccinium hirtum var. pubescens 別名 カクミノスノキ オケチョボウ(滋賀…

ナワシロイチゴ・苗代苺

ナワシロイチゴ ・ 苗代苺 豪雨一過の、2011.07.05この日、晴れそうな気配に決断。 伊吹山を目指した。 山頂近くだった。 ――こんなところに…? ナワシロイチゴが咲いていた。 下界ではとっくに実を成しているのに……。 ナワシロイチゴ (バラ科キイチゴ属) …

ハナスゲ・花菅

2011.06.26 滋賀・伊吹薬草 とてもいい匂いを発し ラッパ状に半開するその花は夜しか見られない。 奥ゆかしい。 ■ ハナスゲ (ユリ科ハナスゲ属) 学名 Anemarrhena asphodeloides 別名 知母(中国名)古名 ヤマシ(夜万之) ヤマトコロ(山止己呂) チモ(…

ナツハゼ・夏櫨

このナツハゼは湿地の中に生育している。 丈は50cmほど。 2011.06.09 滋賀・伊吹野 小さくて目立たない 可憐な花だ。 2011.06.26 滋賀・伊吹野 早、実をなしていた。 これから黒く熟していく。 ナツハゼ (ツツジ科スノキ属) 学名 Vaccinium oldhamii …

タンキリマメ・痰切豆

2008.02.11 滋賀・三島池 タンキリマメが木の上の方まで昇っていた。 2007.11.19 滋賀・三島池 赤い莢に黒い実が鈴なりになって とても目を引く。 そのコントラストが美しい、 素朴な野草の実だ。 奥伊吹の喫茶「麻心 magokoro」のテーブルを飾って楽しい雰…