5月上旬、雨の中の
石山寺を撮った。
まもなく《文・写真「雨中
石山寺」》に纏めてupする。
これらの棟端飾りはそれに入れないはみだし写真。
装飾と化したこの飾りはもともと魔除け・厄除けのためにある。
次いで堂宇寺門を風雨から守るという機能を果たすことにもなった。
古人の精神もさることながら匠の趣向がおもしろい。
桃が多いのは、桃が邪気を払うと考えられた中国の習俗の名残のようだ。
鬼もそうした役割を負っている。愛嬌さえある笑えるような顔をしていたりする。
蓮もあるようだ。
中にはなんなのかさっぱりさっぱり分からないものもある。