2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

センニンソウ・仙人草の種化

センニンソウ・仙人草の種化 以前UPした仙人草 http://blogs.yahoo.co.jp/uttiyda/18644457.html 夏から秋、よく見かける仙人草ではあるが その種を作っていく姿はついつい見落としてしまいがち… 幻想的で おもしろい。 300ミリのズームでなんとか撮ってみた…

イナカギク・田舎菊

イナカギク・田舎菊 よく目にする田舎菊。 群生していると、さぞかし美しかろう。 素朴、可憐。 私などシロヨメナと間違える。 イナカギク(キク科シオン属) 学名 Aster ageratoides ssp. amplexifolius 別名はヤマシロギク。日当たりの良い山地などに生え…

ニワウルシ・庭漆 (「木霊」-217-木肌)

□ ニワウルシ・庭漆 □ 秋空に白い花が咲いているようにみえた。 伸びやかだ……。 近づくと、枯葉のようである。 いや、違うのだ。 翼を持った実だという。 虫こぶのようにふくらんでいるのが 種らしい。 あとの、葉を見るとよく分かる。 私はあきれるようにニ…

ネナシカズラ・根無し葛 - 棚田の「畑」で出遭った花

滋賀県「畑」に通っている。 ときどきその風景を載せている、その余禄。 ネナシカズラ・根無し葛 - 棚田の「畑」で出遭った花 一見汚い、嫌われ者の寄生植物、ネナシカズラ。 到底ヒルガオの仲間と思われない。 だが とても可愛い顔をしている。 ネナシカズ…

逝く秋 紅葉 奥伊吹-5 甲津原素描(「伊吹憧憬」-114)

逝く秋 紅葉 奥伊吹 - 5 甲津原素描 (「伊吹憧憬」-114) 甲津原……。 奥伊吹スキー場へ至る最後の集落。 戸数49戸。 「甲津原交流センター」の喫茶店で 遅い昼食をとった。 新鮮な素材を生かした生産物を作り、売っている。 特に米が旨い。 すぐ前にある…

逝く秋 紅葉 奥伊吹 - 4 甲津原 (「伊吹憧憬」-113)

逝く秋 紅葉 奥伊吹 - 4 甲津原 (「伊吹憧憬」-113) 甲津原へのトンネルを抜けると、 左手に紅葉が迫ってくる。 この日は珍しく先客が紅葉を撮っていた。 老夫婦、二人。 近づいて話しかけるとなぜか避けるような雰囲気。 私がヤクザに見えたのかもしれな…

アメリカイヌホオズキ

アメリカイヌホオズキ・アメリカ犬酸漿 一株だけ寂しく咲いていた。 ――これは何だろう と思っていると、物知りの人がいるものだ。 「これはアメリカイヌホオズキです」 と即答してくれた。 丁寧に説明まで……。 花の付き方 つまり、よく見ると花(実)の付け…

逝く秋 紅葉 奥伊吹 - 3 姉川ダム (「伊吹憧憬」-112)

逝く秋 紅葉 奥伊吹 - 3 姉川ダム (「伊吹憧憬」-112) 姉川ダムの中央に立つ。 眺望満点。 まずは北面。 過日トップ画像にUPしたのと同じ位置。 ため息が漏れた。 貯水湖はわずかに漣み、 湖面に落葉がしきりに舞っていた。 若干名の観紅葉客。 もしかす…

逝く秋 紅葉 奥伊吹 - 2 甲賀・曲谷 (「伊吹憧憬」-111)

逝く秋 紅葉 奥伊吹 - 2 甲賀・曲谷 (「伊吹憧憬」-111) 大久保を過ぎると甲賀の村である。 途中、渓流釣り場もあるが 姉川へ下りるところがなくなってくる。 甲賀に入る直前 美しい渓流を見ることになる。 私はいつもここを通るのを楽しみにしている。 …

イチゴノキ (「木霊」-213-木肌)

■ イチゴノキ・苺の木の記事に編集します。 花と実が同時に見られるという 変わった木だ。 花が1年かけて実となるのでこういうことが起こる。 木肌が見事にささくれ立っている。 美しいとは言えないそんな木に スズランにも似た可愛い花を咲かせ、 実をつけ…

逝く秋 紅葉 奥伊吹 - 1 大久保 (「伊吹憧憬」-110)

逝く秋 紅葉 奥伊吹 - 1 大久保 (「伊吹憧憬」-110) 奥伊吹への道を辿ると 最初に出会う村が大久保である。 ここに至る途中に絶景の紅葉場所がある。 が、道路の工事中で、 邪魔をしてはいけない。 諦めた。 村は至って静かだ。 夏は近隣の子供や若者で賑…

ツワブキ ・ 石蕗

ツワブキ ・ 石蕗 / 艶蕗 肌寒くなる晩秋…… 色鮮やかに咲いていた。 撮らないわけにはいかない。 2011.12.14 京都府立植物園 年の瀬も迫り、まだ咲いているとは思えませんが…… 晩秋に はきれいに咲いていました。 ツワブキ キク科ツワブキ属属 学名 Farfugiu…

イヌホオズキ(?)

イヌホオズキ(?)・犬酸漿 近所の土手にて 「イヌホオズキ」とはしたものの、 多分そうだろうけれど…… この仲間はとても識別が難しいそうだ。 実の解剖(笑)~しないと固定できない。 飽くまで見るかぎり「イヌホオズキ」であろう。 身近な雑草の その1c…

スダチの実 (「伊吹憧憬」-109)

スダチの実 (「伊吹憧憬」-109) 奥伊吹、甲津原の村を歩いていると スダチの実に出遭った。 懐かしい。 何十年ぶりだろう。 半世紀近い。 人は笑うだろう…… だが、人生の出会いもそんなものだ。 ……なんて……! 可愛い! 紅葉を撮るつもりだったのに 天候に…

スグリ・酸塊 (「木霊」-209木肌)

□ スグリ・酸塊 □ 木肌はささくれだっている。 これはスグリ科の 果物として愛好されているアメリカスグリなどとは違うらしい。 調べてはみたがよくわからない(ゴメンナサイ)。 実は時期を過ぎて黒々とし、 これもまた ゴメンナサイ。 高いところになっていた。…

AOSAGI君 in 奥伊吹 (「伊吹憧憬」-108の2)

AOSAGI君 in 奥伊吹 (「伊吹憧憬」-108の2) AOSAGI君、次に止まったのは 少し離れた梢……。 追うことにしてわざとらしく ゆっくり移動。 接近。 また気づかれた……! AOSAGI君、非常警戒に入る。 長くした首の羽が逆立っているのが判る。 「おまえさん…ひつ…

AOSAGI君 in 奥伊吹 (「伊吹憧憬」-108の1)

AOSAGI君 in 奥伊吹 (「伊吹憧憬」-108の1) 奥伊吹、姉川の上流にある甲津原は 奥伊吹の一番奥にある小さな村である。 その川に二匹の鴛鴦(オシドリ)が仲良く、 ひそかに住んでいる。 鳥を撮ったことなど皆無に等しい私だが、 ここ3回、一ヶ月狙ってい…

ノミノフスマ・蚤の衾 - 棚田の「畑」で出遭った花

滋賀県「畑」に通っている。 ときどきその風景を載せている、その余禄。 ノミノフスマ・蚤の衾 - 棚田の「畑」で出遭った花 10月下旬になろうかというころ たった一輪で咲いていた。 もっとかたまって咲く花だが いかにも寂しく可憐な雑草だ。 秋の深まりを…

ナンキンハゼ ・ 南京櫨  (「木霊」-207木肌)

2010.10.20 宇治市植物公園 ■ 朝日を浴びる南京櫨(ナンキンハゼ) 寒い朝 陽が昇った。 ナンキンハゼが 笑った。 街路樹のナンキンハゼがわが町を彩る。 紅葉の一番手に続いて ほかの木々も急ぎ足で紅葉を進めるだろう。 2011.07.12 宇治市植物公園 実からは…

猿之助挿話

猿之助挿話 ■ 1 随分以前のことになる。 12月も末、若狭の地磯「魚見の鼻」へ釣行となった。 雪がちらついていた。 日が昇って間なしに目的地を目前にしたとき、 私たちは車を急停止させた。 なぜなら、野猿がひとり、道を塞いだからである。 野猿の男(…

アオギリ・青桐 (「木霊」-205木肌)

□ アオギリ・青桐 □ 我が家の近くに雑木林がある。 青桐がたくさん見受けられる。 緑の木肌が美しくすべすべしているのでよく目立つ。 老木は木肌が変化するようだ。 検索してみると成長しても緑色をしているあるが、 どうも違うのではないか……? 若木から次…

ぶらぶら・棚田の「畑」 - 下

ぶらぶら・棚田の「畑」 - 下 は こちらへ移動しました。 ■ 検索 花樹アルバム ← クリック ・

ぶらぶら・棚田の「畑」 - 上

ぶらぶら・棚田の「畑」- 上 10月17日。久しぶりに「畑」へ出かけた。 半月ぶりであった。 稲の刈り獲りもすんだし、花もシーズンが過ぎている。 これという目的があるわけではなかった。 ――なにも期待しない方がいい、と自分に言い聞かせて出かけたのだ…

ヤブタバコ・藪莨 - 棚田の「畑」で出遭った花

滋賀県「畑」に通っている。 ときどきその風景を載せている、その余禄。 ヤブタバコ・藪莨 - 棚田の「畑」で出遭った花 目立たないように 木陰や藪に 「これで満開?!」と言いたくなるような格好で咲いている、 質素なナリの雑草。 いつかミヤマヤブタバコに…

シオン・紫苑 (「伊吹憧憬」-104)

シオン・紫苑 (「伊吹憧憬」-104) 奥伊吹のバス停傍に雑然とした草叢があり ホトトギスなども咲いていた。 農家の庭先にもあちこち 秋風に揺られ しばし、のんびりとした憩いを感じさせてくれた。 少し旬を過ぎていたが 気品ある姿を捨てられなかった。 あ…

マルバハッカ・丸葉薄荷 - 棚田の「畑」で出遭った花

滋賀県「畑」に通っている。 ときどきその風景を載せている、その余禄。 マルバハッカ・丸葉薄荷 - 棚田の「畑」で出遭った花 これは全体に背が低い。 もっと高く育つハズなのに……。 ちょっと日蔭になりやすいところで咲いていたからかもしれない。 茎も見て…

スダチ・酢橘 (「木霊」-204木肌)

□ スダチ・酢橘 □ 幼い頃、近所の農家がこれをたくさん庭に植えていた。 その広い庭というか、仕事場というか…、 脱穀の作業が目に浮かぶ その庭は、格好の遊び場でもあった。 簡単な球技までできた安全地帯だった。 車がひっきりなしに往来する現代ではなか…

オトコエシ ・ 男郎花    (「伊吹憧憬」-103)

■ オトコエシ ・ 男郎花 (「伊吹憧憬」-103) 伊吹山や奥伊吹で 何度となく見たオトコエシ。 本当に、山野のどこにでも見るといった花。 それに比べ、オミナエシはずいぶんと減っているようだ……。 このうちの何枚かを撮る直前に 熊に出遭ったのを思い出す。…

唐辛子のいろいろ

唐辛子・ブラックパール ■ 唐辛子のいろいろ 京都府立植物園 過日、ブラックパール をupした。 いろんな唐辛子があるものだ。 赤色ピザの好きな私としては見逃せない。 あと数種類の唐辛子だ。 「チリ チリー」以外知らなかった。 トマトのようなハバネロ。 …

アオジソ・青紫蘇 - 棚田の「畑」で出遭った花

滋賀県「畑」に通っている。 ときどきその風景を載せている、その余禄。 アオジソ・青紫蘇 - 棚田の「畑」で出遭った花 アオジソならウチの庭にもある。 ありふれすぎている。 が、よく見るといい顔をしている。 ちょっとフフぅ、笑んでしまう。 アオジソ(…