■ ウツギ・空木 京都府立植物園 2006,02,10など 初夏、ちょっと山へ入ると咲いている白い花。 ありふれていると言えるかも知れない。 そこはかとなく 淡雪のように緑樹緑葉の間で風にそよぐ光景には 心安らぐ。 花言葉は「謙虚」。 言い得ている。 ところが…

■ ギョリュウ モドキ・御柳擬 京都府立植物園 2006,02,10 「春よ おまえが来ないと 私はいない」 春を招くように 赤々と 赤々と陽を受けていた。 丈は１ｍほど。 ギョリュウ モドキ （ツツジ科カルナ属） 学名 Calluna vulgaris cv.Red form 欧州～シベリア…

■ ニオイヒバ 京都府立植物園 2006,01,22 よく見かける割に振り返ることもなかったのに この時ばかりは光り輝くようで 美しいと思った。 残念ながらいい匂いはしなかった。 初夏から緑になったら いい匂いを漂わすことだろう。 一つ楽しみが増えた。 ニオイ…

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■ 雨天後晴天の日 2009.02.11 お隣の… ■ 晴天での素心蝋梅を仰ぐ 2009.01.08 ご近所で ■ ソシンロウバイ ・ 素心蝋梅 滋賀・堅田湖岸 2007,01,12 滋賀・堅田の湖岸を 柄にもなく 300ミリで鳥はどこまで捕れるものか と、試していると…いい匂いがしてきた。 …

2010.05.17 ■ コウヨウザン・広葉杉 2010.05.17 京都府立植物園 花期には少しおそかったが 新緑が生き生きとして美しい広葉杉だ。 2007,01,10ﾅﾄﾞ 京都府立植物園 木肌、葉はまさに杉。 陽に当たって美しい。 球果は大きいもので４センチ。 これは意外にきれ…

■ タラヨウ ・ 多羅葉 （「木霊」-250- 木肌 ） 2006,12,20 京都府立植物園 小鳥たちの御馳走がいっぱい。 裏葉 表葉 冬の光に輝いて…綺麗だ。 タラヨウの葉裏に爪楊枝で字を書いてみた。 数秒で酸化してはっきりと読めるようになった。 無理に力を入れなく…

□ トネリコバ(ノ)カエデ □ 京都府立植物園 2007,01,05 明るい冬の陽射しに キラキラ ひらひら 小さな声で 子守歌を唄うようだ 枯れた そよぐ風鐸 木肌もカエデらしい おちついたもの 空蝉はひとり 冬を越す トネリコバノカエデ (カエデ科) 学名 Acer negundo…

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■ チャ・茶 （「木霊」-243- 木肌） 京都府立植物園など どこにでもある茶の木。 ツバキに似た小さな花に振り向く人は意外に少ない。 自給自足的時代 昔の農家の庭には必ず植えてあった。 お寺の周りにもよく植えてある。 最近はお坊さんもお茶はスーパーか …

まず眼を奪われたのがこのたくましい木の瘤だった。 どのヤシャブシもこうだというのではない。 □ ヤシャブシ・夜叉五倍子 □ 京都府立植物園 普通の木肌はこちら。 美しい肌をしている。 が、やはり木の瘤に惹かれた。 10月27日に撮影した 葉はみずみずしい…

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■ イロハモミジ・いろは紅葉（高野楓） 京都府立植物園 ■ １０月１９日 もうすぐ１１月の声を聞こうかというのに 紅葉の気配もなく 緑葉さわやかに 秋風吹く。 木肌もさっぱりとした顔をして……。 一気に１２月６日 紅葉絶頂 遅れていた紅葉が…… みごと…… も…

■ ワタ ・ 綿 （「木霊」-235-木肌） 京都府立植物園 2007.08.14 猛暑 日本列島を包む……。 ――そろそろ綿の花が咲くはず、と目星をつけて探していたら まだ少し早かったのか３輪だけが小さく咲いていた。 綿の木も種類があるはずで、 これは……今のところよく…

2011.02.12 ■ ヒイラギナンテン ・ 柊南天 「木霊」-234-木肌 2006.02 草津市立水生植物公園「みずの森」 ポロポロ ポロポロ 黄色い花びらがこぼれていた。 風のたびに ぽろぽろ ぽろぽろ 葉は柊に似ている。 個性的で、いい。 本種は園芸品種、チャリティー…

■ ミツマタ・三椏 ■ 京都府立植物園にて 初冬のミツマタ…と思ってしまう。 実際、ベニバナを無視して通り過ぎようとした私。 ――うﾑｯ 小さな白っぽいいくつもの固まりが ――見てぇ と言って私を呼び戻す。 辺り一面紅葉で 振り返る気にもならない。 私は上ばか…

■ ヤツデ・八つ手 ■ 京都府立植物園にて 雑木林や庭でよく見かける なじみ深い八つ手は、 艶のある大きな葉が八つに亀裂しているもの とばかり思いこんでしまうが、 七か九…、奇数に分かれ、八つに裂けた葉はない。 花は美しい。 見慣れるというのは恐ろしい…

■ エノキ ・ 榎 京都府立植物園にて どっしりとした基部だ。 木肌は何といったらいいのか… 衒いのない 素直な 大人しい力を感じる。 穏やかな秋の日射しの中で 小さな実がいっぱいだった。 （裏葉もみてやる。） 葉（表）の葉脈がみんな根元から放射している…

■ ハリモミ ・ 針樅 （「木霊」-230-木肌） 京都府立植物園 婦人のグループがそばを通りかかって 大きな松笠を見上げながら、 「ほしいわね」 「どこかに落ちていない？」 などと言っている。 残念ながら落ちては居ない。 松笠は手が届きそうなところにもあ…

■ アメリカハリグワ ・ アメリカ針桑 （「木霊」-229-木肌） 2006.11.08 京都府立植物園にて テニスボールのような実がいくつもなっていた。 ちょっと握ってみたかったが…やめた。 綺麗な緑黄色。 愛嬌たっぷりなのだ。 木肌は、お世辞にも美しいとはいえな…

■ トウカエデ ・ 唐楓 （「木霊」-228-木肌) 2007.05.04 京都府立植物園 すべてを緑に包め 唐楓 目立たぬ花にも 春は来る 虫たちはおまえが大好きだ 2011.10.18 京都府立植物園 2006.11.08 わずかに紅葉し始めたトウカエデ （落ち葉は偶然のイタズラ） （大…

□ シマモミ・しま樅 □ おもしろい球果がたくさん立っている。 大きな木だ。 ふらふらと近づいてしまった。 京都府立植物園でも自慢の木の一つではないか？ 木肌は松に似ている。 二抱え近くある。 立派だ。 樹齢約８０年。 楽しく見上げた。 人間がこうした…

□ アオハダ・青肌・青膚 □ 樹皮が青いわけではない。 少し削ると緑色の内皮が見えてくるので「青肌」。 紅葉に賑わう中で こいつの葉だけが白っぽい。 近づいて思わず惹かれた。 またしても、少しひつこいオタクが顔を覗かせた。 <(_ _)> 撮影の最中、小鳥が…

□ ニワウルシ・庭漆 □ 秋空に白い花が咲いているようにみえた。 伸びやかだ……。 近づくと、枯葉のようである。 いや、違うのだ。 翼を持った実だという。 虫こぶのようにふくらんでいるのが 種らしい。 あとの、葉を見るとよく分かる。 私はあきれるようにニ…

■ イチゴノキ・苺の木の記事に編集します。 花と実が同時に見られるという 変わった木だ。 花が1年かけて実となるのでこういうことが起こる。 木肌が見事にささくれ立っている。 美しいとは言えないそんな木に スズランにも似た可愛い花を咲かせ、 実をつけ…

□ スグリ・酸塊 □ 木肌はささくれだっている。 これはスグリ科の 果物として愛好されているアメリカスグリなどとは違うらしい。 調べてはみたがよくわからない（ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ）。 実は時期を過ぎて黒々とし、 これもまた ゴメンナサイ。 高いところになっていた。…

2010.10.20 宇治市植物公園 ■ 朝日を浴びる南京櫨(ナンキンハゼ) 寒い朝 陽が昇った。 ナンキンハゼが 笑った。 街路樹のナンキンハゼがわが町を彩る。 紅葉の一番手に続いて ほかの木々も急ぎ足で紅葉を進めるだろう。 2011.07.12 宇治市植物公園 実からは…

□ アオギリ・青桐 □ 我が家の近くに雑木林がある。 青桐がたくさん見受けられる。 緑の木肌が美しくすべすべしているのでよく目立つ。 老木は木肌が変化するようだ。 検索してみると成長しても緑色をしているあるが、 どうも違うのではないか……？ 若木から次…

□ スダチ・酢橘 □ 幼い頃、近所の農家がこれをたくさん庭に植えていた。 その広い庭というか、仕事場というか…、 脱穀の作業が目に浮かぶ その庭は、格好の遊び場でもあった。 簡単な球技までできた安全地帯だった。 車がひっきりなしに往来する現代ではなか…

ネムノキに絡みつく むベの木 京都府立植物園 □ ムベ・郁子、野木瓜 □ その実は皇室献上品。 天智天皇が賞味して「むべなるかな」と言って以来 「むべ（うべ）」と言うようになったという。 アケビに似ているが、落葉せず、実の表皮は割けない。 味はなにに…