逝く秋 紅葉 奥伊吹 - 4 甲津原 (「伊吹憧憬」-113)
甲津原へのトンネルを抜けると、
左手に紅葉が迫ってくる。
左手に紅葉が迫ってくる。
この日は珍しく先客が紅葉を撮っていた。
老夫婦、二人。
近づいて話しかけるとなぜか避けるような雰囲気。
私がヤクザに見えたのかもしれない。
がさつな撮り方をするから……。
老夫婦、二人。
近づいて話しかけるとなぜか避けるような雰囲気。
私がヤクザに見えたのかもしれない。
がさつな撮り方をするから……。
眼下に細い渓流が見える。
白砂。
眼前に紅葉が迫ってくる。
息を飲む。
絶景である。
眼前に紅葉が迫ってくる。
息を飲む。
絶景である。
スキー場で駐車場の工事をしている関係で
ダンプがよく通る。
気をつけながらしばしカメラを向けるやら
見惚れるやら……。
――甲津原まですぐだ。
急ぐことはない。
……。
ダンプがよく通る。
気をつけながらしばしカメラを向けるやら
見惚れるやら……。
――甲津原まですぐだ。
急ぐことはない。
……。
平凡。
その美しさが私には撮りきれない。
だが、撮ってみる。
今回も無理なようだ。
平凡なものを奥深く撮りきることができる写真家を
私は本物だと思う。
甲津原。
火曜日というのに、いつも立ち寄る喫茶店が開いていた。
弁当の注文があるときは開く。
そうでなければ土日祭日しか開かないのだ。
――ありがたい。
なんとか遅い昼飯にありつけた。
ただし麻の実が入ったカレーしかできないという。
――上々だ。
そのあと、いつものように
村をブラブラした。
火曜日というのに、いつも立ち寄る喫茶店が開いていた。
弁当の注文があるときは開く。
そうでなければ土日祭日しか開かないのだ。
――ありがたい。
なんとか遅い昼飯にありつけた。
ただし麻の実が入ったカレーしかできないという。
――上々だ。
そのあと、いつものように
村をブラブラした。
見慣れた棚田(過日上げた画像の縦バージョン)
木々の黄葉が眩しい。
みごとな大木である。
木々の黄葉が眩しい。
みごとな大木である。
見慣れた美しい渓流。
だが、これもありふれている……(?)
この渓流の光景も
木々も
だが、これもありふれている……(?)
この渓流の光景も
木々も
冬の訪れを感じさせ始めていた。
もうそこに冬がやってきている。
《とき》がおそろしく早く尾根を渡っていく。
明日へ つづく
雪が来ても行くようだ
スキーはしないが
また行きたい 伊吹
初冠雪は12月9日――私の予想
当たるか……?!
スキーはしないが
また行きたい 伊吹
初冠雪は12月9日――私の予想
当たるか……?!
ご覧いただき ありがとうございました
専ら、CanonのIXY DEGITAL800IS か、EOS20D に EF-S18-55mmF3.5-5.6USM や EF90-300mmF4.5-5.6USM、 EF50mmF2.5コンパクトマクロを装着して撮っています。