ニワウルシ・庭漆 (「木霊」-217-木肌)
秋空に白い花が咲いているようにみえた。
伸びやかだ……。
近づくと、枯葉のようである。
いや、違うのだ。
翼を持った実だという。
虫こぶのようにふくらんでいるのが
種らしい。
あとの、葉を見るとよく分かる。
私はあきれるようにニワウルシの高木を見上げた。
天を指して伸びていく「神樹(シンジュ)」。
これらは、見事な大木。胴回りは一抱えもある。
こんな大きなニワウルシを見たことがない。
普通目にするのは低木なのに……。
天を指して伸びていく「神樹(シンジュ)」。
これらは、見事な大木。胴回りは一抱えもある。
こんな大きなニワウルシを見たことがない。
普通目にするのは低木なのに……。
木肌は肌理細かくきれいだ。
葉は鮮やかな緑。
ニワウルシ(ニガキ科) 学名 Ailanthus altissima
別名、神樹(シンジュ、英語名の訳とか…)とも呼ばれる落葉高木。中国原産。葉がウルシに似るがかぶれない。以前は養蚕のために多く栽培されたという。花期は初夏。秋、結果して周囲に翼を持った種子を形成し風に乗って飛散させる、風散布種子である。
(「木霊」-217-木肌)
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専ら CanonのIXY DEGITAL800IS か、EOS20D に EF-S18-55mmF3.5-5.6USM や EF90-300mmF4.5-5.6USM、 EF50mmF2.5コンパクトマクロを装着して撮っています。