2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

アメリカザイフリボク ・ 亜米利加采振り木

■ アメリカザイフリボク ・ 亜米利加采振り木 高木のはずだが、これはまだ3mほどの若木で、 やや寂しい。 ザイフリボクの成木の賑やかさはない。 曇天のせいで 明るさに欠けるが 本来はこんなものではない にぎやかな娘さんなのだ。 草津市立水生植物公園…

ザイフリボク ・ 采振り木

■ ザイフリボク ・ 采振り木 変わった名である。 「采配」を振ることと関係があるらしい。 春の姿は賑やかで 到底桜の風情はない。 で、どこか寂しい。 不思議な木だ。 花は、やはり「賑やかな娘」。 艶やかに見えてどこかしどけない。 面白い木だ。 近江富…

オオイヌノフグリ ・ 大犬の陰嚢

2010.03.14 伊吹野 ■ オオイヌノフグリ ・ 大犬の陰嚢 ありふれて 平凡……。 いつも笑っているようだ。 似ている顔もそれぞれ違う。 それでいい。 ひともそうであれば この代は少しマシになるだろう。 賢しらだつことの愚かさを教えてくれる オオイヌノフグリ…

バイカイカリソウ ・ 梅花錨草

■ バイカイカリソウ ・ 梅花錨草 梅花錨草 採取厳禁 人恋錨草 触則如死 繊細可憐 近江富士花緑公園 2007,04,21 バイカイカリソウ (メギ科イカリソウ属) 学名 Epimedium diphyllum 中国地方、四国や九州に分布する多年草。丈は30cmほど。 イカリソウの仲…

ゲラニューム・ダルマチクム

■ ゲラニューム・ダルマチクム 恋人を想う。 こころ弾み、熱くなる。 なのになぜか重い もの想い。 葉までもが美しい。 フウロソウの仲間には違いないが 華やか 大らかに咲く。 近江富士花緑公園 2007,04,21 ゲラニューム・ダルマチクム (フウロソウ科) 学…

オキザリス

■ オキザリス 多分園芸種だろう。 曇天の雲を仰ぐように 頼りなげに咲いていた。 失恋でもしたかのように……。 だが、美しく堪えている……。 近江富士花緑公園 2007,04,21 オキザリス (カタバミ科カタバミ属) 学名 Oxalis 〈spp.〉 別名 南アフリカ、中南米…

パシフロラ・ウィティフォリア

■ パシフロラ・ウィティフォリア また遇えることを期待していたのに……。 まるで彼女に振られたみたいだ。 なかなか逢えない。 彼女の都合次第の辛さ……。 地面を這うように咲く彼女を もっと美しく撮りたかったのに……。 京都府立植物園 2007,03,28 パシフロラ…

サンインシロガネソウ ・ 山陰白銀草

■ サンインシロガネソウ ・ 山陰白銀草 名も知らない可憐な花に出遇った。 これまで見落としていたのと 多少珍しい花ということも知らなかった。 もちろん、名も知らず。 「アズマシロカネソウ」にとても似ている ということろまでは突き止めた。 いつか確か…

ケマンソウ ・ 華鬘草

■ ケマンソウ ・ 華鬘草 2011.05.02 京都府立植物園 山野草展 ムラサキケマンと結びつかない。 確かに花の付き方は少し似ているが 花の形が……。 しかも二三倍大きい。 色といい形といい 思わず目を奪われた。 2007.04.21 近江富士花緑公園 2014.03.03 京都府…

ムラサキケマン  ・  紫華鬘   Corydalis incisa

■ ムラサキケマン ・ 紫華鬘 春になると 歩けば出遭う ムラサキケマン。 大都会のことを「けまんなし」と言う。 救いも美も、――消滅世界のこと。 あって当たり前、 なければ…… 地球もおしまい…か。 2007,04,06~ 自宅近くあちこち シロバナヤブケマン…(?)…

ヤマナシ ・ 山梨

■ ヤマナシ ・ 山梨 ここにも春が……。 奥大原の林近くで見た 梨のあまりの小さいのに驚いて 可笑しくなったのを思い出す。 ――あれは山梨だったのだ…。 と気づくと、 今度は自分がおかしいことを 教えられる。 青空に近く 少し緑をおびて 白い花をこぼれるほ…

ヤマエンゴサク ・ 山延胡索

■ ヤマエンゴサク ・ 山延胡索 山へ行くとよく見かける。 群生するというが 私は群生の姿を見たことがない。 何度見てもつい撮ってしまう。 可愛い上に面白い…… その恰好。 愛嬌たっぷりである。 滋賀・自宅近くの山 2007,04,20など ヤマエンゴサク (ケシ科…

ミヤマカタバミ ・ 深山傍喰

■ ミヤマカタバミ ・ 深山傍喰 <(_ _)> この記事は編集の上こちらへ移転しました。 ← クリック <(_ _)>

マルバアオダモ

■ マルバアオダモ 京都府立植物園 ここにも春が……。 木肌がきれいだ。 やっと花をつけはじめた。 と思うとどんどん咲いていく。 成長していく。 「とき」はすばらしい。 「いのち」はすばらしい。 もうすぐ結《果》へ向かうのだろう。 4月19日の花には 翼…

ノウルシ ・ 野漆

■ ノウルシ ・ 野漆 雨がそぼ降る中、 高島市旭町琵琶湖岸へ出かけた。 去年、 駐車するのに困ったのを思い出す。 幸い野漆の群生地のそばに空き地があった。 先客が 撮影しようか、止めようかと迷っている。 「天候は悪いけれど、折角だから私は撮ります」 …

チューリップ・ブベデンスキー  Tulipa vvedenskyi

■ チューリップ ブベデンスキー 京都府立植物園 2007.04.06 & 2009.04.06 ――この真っ赤はまさにチューリップの原型。 そう思えてくる。 ただ、丈は、目視で20センチあったろうか……。 低い。 それだけに可愛い。 少女の情熱……? チューリップ・ブベデンス…

ツタンカーメンのエンドウ

■ ツタンカーメンのエンドウ 「ツタンカーメンのエンドウ 」といっても 見れば普通のエンドウ豆。 違いは…… 実を見なければ分からない。 莢が紫色だというのだ。 きっと、撮って画像追加します。 京都府立植物園 2007,04,09など ツタンカーメンのエンドウ (…

ヤマシャクヤク ・ 山芍薬

■ ヤマシャクヤク ・ 山芍薬 <(_ _)> この記事は編集の上こちらへ移転しました。 ← クリック <(_ _)>

キランソウ

■ キランソウ お彼岸の頃から咲くそうである。 山道などを歩いていると 小さな固まりになって点在するのを見かける。 あまり目立たないが、よく見ると 美しい紫色。 大きな口を開けて歌っているように見える。 京都府立植物園 2007,04,09 棚田の「畑」の石垣…

エノキ ・ 榎 花咲く

■ エノキ ・ 榎 ゆったり どっしりした 京都府立植物園の榎が好きだ。 秋の姿 もいい。 そして春の榎も……。 京都府立植物園 2007,04,12など 密かに花咲き 人々をどこかで和ませている。 (……高くてなかなか上手く撮れない) 見上げる人も少ない 花の榎の梢……

アジュガ・レプタンス

■ アジュガ・レプタンス 紫色が陽に映える。 近づくと、 花粉がほろほろ…… 行儀の悪い中学生の顔だが すっくと立って元気いっぱい。 京都府立植物園 2007,04,15 アジュガ・レプタンス (シソ科アジュガ属) 学名 Ajuga reptans 別名 セイヨウキランソウ(西…

ヒメウズ ・ 姫烏頭

■ ヒメウズ ・ 姫烏頭 ここにも春が……。 細い茎に米籾ほどの花を載せて すこし俯き加減に 揺れている。 風にまかせてゆれている。 目立たぬ花の 白はほのかな薄化粧。 自宅の山辺 2007,04,08など まだ、恋も知らぬ少女。 みんなと、戯れるように ゆれている…

ここにも春が… コメガヤ ・ 米萱

■ コメガヤ ・ 米萱 米萱が山道の縁に咲いていた……ムン ? そう。 やはり、「咲いていた」と言うべきなんだ。 どれが雄蘂か、雌蕊か 分からない。 ぶらぶら揺れている。 ここにも春が、 いのちの営みがあるんだなあ。 自宅近くの山辺 2007,04,13 よく見ると …

タラの芽(タラノキ)

■ タラの芽(タラノキ) 何度か食べたタラの芽。 何度も歩いた農道なのに、 ついぞ気に懸けていなかったタラノキだ。 棚田の「畑」で 生産しているというものではない。 農家の人が楽しんでいるのだろう。 5センチくらいの食べ頃の芽を 採りたい……。 イヤ!…

モモ-ゲンペイシダレ ・ 桃-源平枝垂

■ モモ-ゲンペイシダレ ・ 桃-源平枝垂 桜もあとしばし…… そのころ衆目を集めているのが 桃の「源平枝垂」である。 京都府立植物園 2007,04,15 記念に写真を撮る ひと、人、ひと……で 桃だけを撮ることなどできない。 私は、幸い 朝方に撮っていた。 (……賢明…

オオチョウガマズミ

■ オオチョウガマズミ 予想外と言ってはいけないけれど、 美しい。 春を謳歌している娘さん。 ほのかにいい香りがする。 京都府立植物園 2006,04,16 オオチョウジガマズミ (スイカズラ科ガマズミ属) 学名 Viburnum carlesii 九州,対馬,朝鮮半島原産の落…

ケリンテ マヨール &#039;プライド・オブ・ジブラルタル&#039;   Cerinthe major cv.Pride of Gibraltar

■ ケリンテ マヨール プライド オブ ジブラルタル 本家の黄色いケリンテ・マヨール より先に このプライド・オブ・ジブラルタルに目をとめた。 濃い青紫が美しい。 こぢんまりとした花形も端正だ。 2007,04,12 京都府立植物園 2011.05.13 京都府立植物園 ケ…

ケリンテ・マヨール ・ 黄花瑠璃草

■ ケリンテ・マヨール ・ 黄花瑠璃草 ご多分に洩れず 私が目をとめたのは プライド・オブ・ジブラルタル の 濃い紫色をしたケリンテ・マヨールの方だった。 栽培種はさすがに改良が加えられている。 本家の素朴さは失っているが…。 黄花瑠璃草の落ち着きは捨…

ルリハコベ ・ 瑠璃繁縷

■ ルリハコベ ・ 瑠璃繁縷 桜草もこんなに小さい花だったろうか……。 とにかく小さい花だ。 沖縄では路傍によく咲いているというが 私はあまり見たことがない。 瑠璃繁縷ひとを愛するならこれくらい 2007,04,12 京都府立植物園 ルリハコベ サクラソウ科ルリハ…

フェリシア・スプリングメルヘン

■ フェリシア・スプリングメルヘン 鮮やかな色様々な花がある。 中央の色もいろいろあるようだ。 一般には「ブルーデージー」と言うらしいが、 これも微妙に混乱があるようだ。 私には整理しかねる。 濃紺の花が気に入って撮った。 京都府立植物園 2007,04,0…