ワタ ・ 綿

　　　■　ワタ　・　綿　（「木霊」-235-木肌）

　　　　　　　京都府立植物園　2007.08.14

　　　　　　　猛暑　日本列島を包む……。

　　　　　　　――そろそろ綿の花が咲くはず、と目星をつけて探していたら

　　　　　　　まだ少し早かったのか３輪だけが小さく咲いていた。

　　　　　　　綿の木も種類があるはずで、

　　　　　　　これは……今のところよく解らない。

　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　

　　　　　　　汗を拭きふき撮って、覗くと

　　　　　　　涼しげな蕾が葉蔭に休んでいる。

　　　　　　　　　　

　　　　　　　2011.10.04　京都府立植物園

　　　　　　　白い花は見たことがあるが

　　　　　　　これはもう…

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　

　　　　　　　エナフかハイビスカスか

　　　　　　　黄蜀葵のようだ。

　　　　　　　2010.11.20　京都府立植物園

　　　　　　　品種名　↓ ドワーフコットン ↓
　　　　　　　　　　

　　　　　　　我が家の玄関にも置いてあった…わた。

　　　　　　　棉花。

　　　　　　　生け花にもよく用いられるようだ。

　　　　　　　素朴な愛嬌がある。

　　　　　　　それが好まれるのだろう。

　　　　　　　2006.12.11　京都府立植物園

　　　
　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　

　　　　　　　萼だけが残ったわたも

　　　　　　　趣がある。

　　　　　　　枯山水にかよう風情……。　

　　　　　　　木肌は

　　　　　　　基部と幹別れした部分と随分違うのを

　　　　　　　初めて見た。

　　　

　　　　　　　綺麗な縦皺の基部。

　　　　　　　それに対して

　　　　　　　意外にもツルっとしているかと思いきや

　　　　　　　毛深いのだ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　ワタ　アオイ科ワタ属

　　　学名　Gossypium arboreum cv.

　　　英名　cotton plant

　　　世界各地の熱帯または亜熱帯地域が原産の多年草。
　　　丈は１２０ｃｍくらいまで。
　　　花期は７～９月。花の大きさは５ｃｍほど。
　　　子房が発達して形成される朔果 (ball) の内部の種子表面からは白い綿毛が生じる。
　　　　　　これを繊維として利用するため栽培される。
　　　　　　この繊維は綿として利用される。
　　　繊維を採取した後の種子から取られた綿実油は、食用油として利用される。
　　　　　　油の絞りかすにはポリフェノールのゴシポールが含まれており、有毒であるが、
　　　　　　中国では男性用の経口避妊薬として用いられている。
　　　インドでは古く紀元前19世紀以前から栽培し、織っていたという。
　　　わが国には延暦18年（ 799年）に伝来したとされる。
　　　Gossypium（ゴシピウム）は、ラテン語の「gossum（腫（は）れ物）」が語源。
　　　和名の語源は「腸（はらわた）」の「わた」。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　参照：ウィキペディアなど

　　　　

　　　　　　　　　　

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