ヤシャブシ・夜叉五倍子 (「木霊」-242- 木肌)

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   まず眼を奪われたのがこのたくましい木の瘤だった。
   どのヤシャブシもこうだというのではない。


□ ヤシャブシ・夜叉五倍子 □                         京都府立植物園

                                    

   普通の木肌はこちら。
   美しい肌をしている。


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   が、やはり木の瘤に惹かれた。


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   10月27日に撮影した
   葉はみずみずしい。


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   実をつけ始めていた。


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 ヤシャブシ(カバノキ科ハンノキ属) 学名 Alnus firma Sieb. et Zucc.
 本州(福島県以南の太平洋側)、四国、九州の山地に生え、樹高は10m前後。熟した球果を、夜叉に見立てた。樹皮は、老木になると不規則に割れ剥がれる。葉裏に毛が多いものはミヤマヤシャブシ。材は床柱、木櫛、薪炭材などに用い、葉は水田の肥料、果実は染料となり、能面の色付けにヤシャブシの実を煮詰めた液を使う。五倍子同様果実にタンニンが多い。花期は3~4月、果期は10~11月。


  

             ヤシャブシ・夜叉五倍子 (「木霊」-242- 木肌)
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専ら CanonのIXY DEGITAL800IS か、EOS20D に EF-S18-55mmF3.5-5.6USM や EF90-300mmF4.5-5.6USM、 EF50mmF2.5コンパクトマクロを装着して撮っています。