タケニグサ・竹似草
豪雨一過の、2011.07.05
この日、晴れそうな気配に決断。
伊吹山を目指した。
伊吹山ドライブウェイを走って上っていくと
次第に目につき始めた
どこにでもあるタケニグサ。
意外に綺麗だ。
アカソはすっかり伊吹山山頂を侵略しつくし、
もはや20年前の美しかった伊吹山の光景を
見ることが出来そうにないが
タケニグサは奥ゆかしいのか
まだ山頂に侵攻していない。
タケニグサ (ケシ科チダケサシ属) 参照:Wikipedia
学名 Macleaya cordata
英名 Plume poppy
本州、四国、九州、及び東アジア一帯に分布する多年草。
日当たりのよい山地、草原、山すそ、空地などにごく普通に生育している。
丈は1m以上になる。
葉は切れ込みがあり、大きい。形はキクの葉に似る。葉の裏は白っぽい。
花期は夏。花弁がなく、がくは2枚、円錐花序をつくる。
果実は長さ2cmほどで扁平。茎を切ると黄色の乳液が出る。
名は、茎が中空で竹に似るからということらしい。
有毒。若苗のときに山菜と間違えて採取して食べる場合があるので注意。
欧米では観賞用に栽培されるそうだ。
日当たりのよい山地、草原、山すそ、空地などにごく普通に生育している。
丈は1m以上になる。
葉は切れ込みがあり、大きい。形はキクの葉に似る。葉の裏は白っぽい。
花期は夏。花弁がなく、がくは2枚、円錐花序をつくる。
果実は長さ2cmほどで扁平。茎を切ると黄色の乳液が出る。
名は、茎が中空で竹に似るからということらしい。
有毒。若苗のときに山菜と間違えて採取して食べる場合があるので注意。
欧米では観賞用に栽培されるそうだ。
ウスノキ・臼の木
2009.06.25 & 2011.06.26 & 07.31 滋賀・伊吹野
? …… 湿地に生育している …!?
まだ花を見ない…ということは
私の目が節穴ということらしい
ウスノキ (ツツジ科スノキ属)
学名 Vaccinium hirtum var. pubescens
別名 カクミノスノキ オケチョボウ(滋賀・米原)
アカモジ ヤマユスラ
日本固有種。北海道~九州に分布する落葉低木。
丘陵帯から山地帯の明るい林地や岩場に生育する。
樹高は1mくらいまで。よく分枝する。
葉は単葉、互生。卵状楕円形または卵状長楕円形。
花期は4~5月。前年枝の先に緑白色に淡紅色の筋の入った鐘形の花を1~2個
丘陵帯から山地帯の明るい林地や岩場に生育する。
樹高は1mくらいまで。よく分枝する。
葉は単葉、互生。卵状楕円形または卵状長楕円形。
花期は4~5月。前年枝の先に緑白色に淡紅色の筋の入った鐘形の花を1~2個
付ける。花冠は長さ6mmほど。先端は5裂。反り返る。
果期は7~9月。果実は液果。直径約8mm。
赤色に熟す。酸味があり、食べられる。
名は、果実の先端がへこむ形を臼に見立てたもの。
赤色に熟す。酸味があり、食べられる。
名は、果実の先端がへこむ形を臼に見立てたもの。
ナワシロイチゴ・苗代苺
ナワシロイチゴ ・ 苗代苺
豪雨一過の、2011.07.05
この日、晴れそうな気配に決断。
伊吹山を目指した。
山頂近くだった。
――こんなところに…?
ナワシロイチゴが咲いていた。
下界ではとっくに実を成しているのに……。
学名 Rubus parvifolius
日本、朝鮮半島、中国などに分布するツル性の雑草的な落葉小低木。 道端や河原の土手、丘陵などの日当たりのよいところに生育する。
茎は木質化するが、立ち上がらない。茎や葉など、全体に棘がある。
葉は3枚あるいは5枚の小葉からなる複葉。
茎は木質化するが、立ち上がらない。茎や葉など、全体に棘がある。
葉は3枚あるいは5枚の小葉からなる複葉。
小葉は卵形で円頭。縁に不規則な鋸歯がある。
花期は5~6月。枝先や葉腋から集散花序をつけ赤紫色の花を上向きにつける。
花弁は雄しべを包んだまま開かない。
果実は赤熟し食べられる。苗代の頃に赤い実が熟すため、この名があるという。
生食はあまりうまくないが砂糖を加えてジャムにすると甘酸っぱくて美味しい。
花期は5~6月。枝先や葉腋から集散花序をつけ赤紫色の花を上向きにつける。
花弁は雄しべを包んだまま開かない。
果実は赤熟し食べられる。苗代の頃に赤い実が熟すため、この名があるという。
生食はあまりうまくないが砂糖を加えてジャムにすると甘酸っぱくて美味しい。
ハナスゲ・花菅
2011.06.26 滋賀・伊吹薬草
とてもいい匂いを発し
ラッパ状に半開するその花は夜しか見られない。
奥ゆかしい。
■ ハナスゲ (ユリ科ハナスゲ属)
学名 Anemarrhena asphodeloides
別名 知母(中国名)
古名 ヤマシ(夜万之) ヤマトコロ(山止己呂) チモ(知母)
英名 common anemarrhena
古名 ヤマシ(夜万之) ヤマトコロ(山止己呂) チモ(知母)
英名 common anemarrhena
中国東北部・華北原産の多年草。球根植物。
日当たりがよいやや乾燥した山野に生育する。
日本へは江戸時代の享保年間に渡来した。
丈は70cmくらいまで。
葉は根生し、スゲの葉に似ていて線状。長さ70cmくらいまで。
花期は6~7月。筒状の花を穂状につける。
日当たりがよいやや乾燥した山野に生育する。
日本へは江戸時代の享保年間に渡来した。
丈は70cmくらいまで。
葉は根生し、スゲの葉に似ていて線状。長さ70cmくらいまで。
花期は6~7月。筒状の花を穂状につける。
花は全開せず、白地に紫色の筋が入る。
夜に開花し,翌朝には萎んでしまう一日花。
花はラッパ状に開いて特有の甘い香りがある。
夜間に芳香を放つ。消炎・解熱作用、鎮静作用、利尿作用などがある。
根茎は知母(チモ)という生薬となる。
和名は、葉が菅の葉に似て、スゲより風情のある花をつけることから。
夜に開花し,翌朝には萎んでしまう一日花。
花はラッパ状に開いて特有の甘い香りがある。
夜間に芳香を放つ。消炎・解熱作用、鎮静作用、利尿作用などがある。
根茎は知母(チモ)という生薬となる。
和名は、葉が菅の葉に似て、スゲより風情のある花をつけることから。
ナツハゼ・夏櫨
このナツハゼは湿地の中に生育している。
丈は50cmほど。
2011.06.09 滋賀・伊吹野
小さくて目立たない
可憐な花だ。
2011.06.26 滋賀・伊吹野
早、実をなしていた。
これから黒く熟していく。
ナツハゼ (ツツジ科スノキ属)
学名 Vaccinium oldhamii
別名 ヤマナスビ
荒い毛があり、触るとざらつく。
花期は5~6月。新木の枝先に下向きに釣鐘状の花を一列に並んで咲かせる。
大きさは1cmほど。
果期は8~10月。黒く熟し、光沢がある。液果で直径4~6mmの球形。
酸味があるが、よく熟したものはおいしい。
花期は5~6月。新木の枝先に下向きに釣鐘状の花を一列に並んで咲かせる。
大きさは1cmほど。
果期は8~10月。黒く熟し、光沢がある。液果で直径4~6mmの球形。
酸味があるが、よく熟したものはおいしい。
ジャムや果実酒に加工できる。
和名は夏ころからハゼのように紅葉するとの意味から。
和名は夏ころからハゼのように紅葉するとの意味から。
タンキリマメ・痰切豆
2008.02.11 滋賀・三島池
タンキリマメが木の上の方まで昇っていた。
2007.11.19 滋賀・三島池
赤い莢に黒い実が鈴なりになって
とても目を引く。
そのコントラストが美しい、
素朴な野草の実だ。
奥伊吹の喫茶「麻心 magokoro」のテーブルを飾って
楽しい雰囲気を醸してくれることがよくある。
楽しい雰囲気を醸してくれることがよくある。
2007.11.25 滋賀・三島池
花は黄色を帯びたマメ科特有の形をしている。
2011.09.11 滋賀・三島池
――今年こそはその花を、と思って行くと
いつもの所は見事に除草されていて……、落胆していると、
紫陽花の傍で咲いていましてね… (^-^)
いつもの所は見事に除草されていて……、落胆していると、
紫陽花の傍で咲いていましてね… (^-^)
2011.10.12 滋賀・伊吹野
痰切豆の赤い莢。
学名 Rhynchosia volubilis Lour.
英名 rat's eye bean
本州(関東地方以西~沖縄、朝鮮半島、中国に分布する蔓性の多年草。
日当たりの良い草地や林縁に生育する。
葉は3小葉。先端寄りに幅が広くなる。
同属のトキリマメの葉は中央やや基部よりに最も幅広である。
厚みはタンキリマメの方が厚い。
葉の裏は黄褐色の腺点と毛があり、
日当たりの良い草地や林縁に生育する。
葉は3小葉。先端寄りに幅が広くなる。
同属のトキリマメの葉は中央やや基部よりに最も幅広である。
厚みはタンキリマメの方が厚い。
葉の裏は黄褐色の腺点と毛があり、
種子は2つずつ。黒色で光沢がある。
鞘の長さは約1.5㎝。同属のトキリマメは鞘の長さが約2㎝。
名は、種子を食べると痰(たん)がとまるということに由来する。
鞘の長さは約1.5㎝。同属のトキリマメは鞘の長さが約2㎝。
名は、種子を食べると痰(たん)がとまるということに由来する。
整理 グズマニア モノスタキア
2009.11.09 & 2011.11.29 & 12.14 京都府立植物園
■ 誤りなどがありましたら是非お教え下さい。
■ 잘못등이 있으시면 부디 가르쳐 주세요.
■ 如果有任何错误,请告诉我。
■ If you notice a my mistake … Please tell me.
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