カツラ「木霊」126―木肌

「木霊」126―木肌

□ カツラ □


  昨日長男が船出した。
  まだ売れないイラストレーターである。
  駒場の小さなワン・ルームといえば聞こえがいいが、
  しがないアパートの6畳の一間ヒトマだ。
  
  祈りを込めて桂の樹の木肌。
  桂は風が吹くとかすかな香りをくれる。
  葉は気品がある。
  東洋人に愛されてきた。
  緑蔭緑風教人潤。
    (緑蔭緑風人をして潤はしむ)

  久しぶりに見た東京は、人がゴキブリに見えた。
  おまえの絵は大都会東京のように乱雑でも
  ケバケバもしていない。
  人の住むところではない大都会の片隅で、自分を失うな。
  この樹や梢、葉のように季節季節の色を自分の中から紡ぎ出せ。 

   
イメージ 1
   

イメージ 2



イメージ 3

   
   
イメージ 4



   カツラ 

[出典] Yahoo!きっず図鑑   http://contents.kids.yahoo.co.jp/zukan/plants/card/0107.html
分 類  植物 双子葉植物離弁花 落葉高木 カツラ科
学 名  Cercidiphyllum japonicum
分 布  北海道、本州、四国、九州
環 境  山の森や林の中、丘陵地の森や林の中、公園や庭
花 期  4~5月
結実期  夏
花の大きさ 2~3cm(花序・直径)
丈    最大35m
説 明  カツラの木には、風格がある。
     花の季節には木全体が赤く色づき、つぎにあざやかな黄緑の葉が美しい季節がやってくる。
     柔らかな黄色い葉が舞う秋の姿もおもむきがある。
     材は軽くて加工しやすいので、家具などに使われることが多い。

                 http://contents.kids.yahoo.co.jp/zukan/plants/card/0024.html

                    ご覧いただいたことに 感謝します