2006-06-16から1日間の記事一覧

惜春・京都大原寂光院(整理版)

ひととどめ逝く春おしむ寂光院 惜春・京都 大原 寂光院 久しぶりに寂光院へ行くことにした。 一つには、本堂焼失のあとどうなったか少しは気になっていたから。 一つには、実は前回来たとき、 民宿でしたたか飲んで二日酔いに潰れてしまったため、見ずじまい…

惜春・京都大原寂光院(整理版)2

春も立ちこころもぬくもる寂光院 寂光院鉄灯りまでが遠くを見 春甍(はるいらか)ねむれぬ夜をあけ放つ 見あげつつ木蓮が好きといいしきみ 蔀(しとみ)さへおんなごころか寂光院 山吹はたれのこころかおさなき顔 春風もふと偲び気の寂光院 寂光院諸行無常の…

つれづれ散歩道(整理)

2006年3、4月 少し足の悪い私には裏山への散歩道が適量である。 おもに夕暮れ近くに散歩する。当たり前かな? およそありふれた光景である。 (山野草を盗っていく人がいる。盗るな!) (僕の恋人) 夕暮れ山吹 ゼンマイ・羊歯の背くらべ・小花 …… オオイ…

かたくり三昧

2006年4月 今年は雪が多かったせいかカタクリの生育が悪いようだった。 それでも、可愛いカタクリの花はところどころに姿を見せてくれた。 私を最初に迎えてくれたのは野猿だった。 またの年かたくりの花に逢うまでは

「かたくり」(整理)

滋賀県高島市マキノ、そのスキー場や温泉プール・果樹園の近く 山懐に抱かれているような所に カタクリの自生地が村の人々によって守られている。 驚嘆するほど密集してはえているわけではない。 カタクリを守っているのはこうしたクヌギ林である。 春の青空…

「傷みはつきものさ」(「木霊」61)

「傷みはつきものさ」(「木霊」61) 「痛くないのか……?」 「なぁ~に、でかくなるのに傷みはつきものさ」