2006-01-01から1年間の記事一覧
■ ミツマタ・三椏 ■ 京都府立植物園にて 初冬のミツマタ…と思ってしまう。 実際、ベニバナを無視して通り過ぎようとした私。 ――うムッ 小さな白っぽいいくつもの固まりが ――見てぇ と言って私を呼び戻す。 辺り一面紅葉で 振り返る気にもならない。 私は上ばか…
■ 皇帝ダリア ・ 木立ダリア ・ インペリアルダリア 見事なインペリアリス・皇帝ダリアが まだまだ元気に咲いているのは 草津市立水生植物公園「みずの森」(2006.12.16現在)。 ちょっと驚き。 職員の話では ――とにかく風、雨、寒気から守ってやるのに一苦…
今年もたくさんの都鳥(ユリカモメ)が渡ってきた 琵琶湖(堅田) 対岸ではもう20羽ほどの白鳥が飛来しているらしい。 16日、朝は飛来しなかったとか…。 (詳しい情報、画像は naka932のブログ で) ユリカモメ さまざまの表情 意外に精悍な眼 ――おいおい …
■ ヤツデ・八つ手 ■ 京都府立植物園にて 雑木林や庭でよく見かける なじみ深い八つ手は、 艶のある大きな葉が八つに亀裂しているもの とばかり思いこんでしまうが、 七か九…、奇数に分かれ、八つに裂けた葉はない。 花は美しい。 見慣れるというのは恐ろしい…
今年もたくさんの都鳥(ユリカモメ)が渡ってきた 琵琶湖(堅田) 対岸ではもう20羽ほどの白鳥が飛来しているらしい。 (詳しい情報、画像は naka932のブログ で) 群 翔 ユリカモメ 種明かし そうなんです。 私は偶然、毎日都鳥に というより 真鴨に餌をや…
■ エノキ ・ 榎 京都府立植物園にて どっしりとした基部だ。 木肌は何といったらいいのか… 衒いのない 素直な 大人しい力を感じる。 穏やかな秋の日射しの中で 小さな実がいっぱいだった。 (裏葉もみてやる。) 葉(表)の葉脈がみんな根元から放射している…
■ ウシハコベ ・ 牛繁縷 ■ コハコベとウシハコベを総称してハコベという。 ウシハコベには雌蕊が5本ある。 コハコベは3本。 「はこべら」と言って親しんだ花を こんなに見つめたのは初めてだ。 「はこべら」の「ら」は複数を表す「ら」ではない。 万葉の昔…
今年もたくさんの都鳥(ユリカモメ)が渡ってきた 琵琶湖(堅田) 対岸ではもう20羽ほどの白鳥が飛来しているらしい。 (詳しい情報、画像は naka932のブログ で) 群 翔 都 鳥 では、また明日も…… 写真は、CanonのIXY DEGITAL800IS か、EOS20D に EF-S18-55…
■ イソギク ・ 磯菊 初めてて見たとき ハッとした。 花の可憐さ そしてその葉の独特の美しい文様に惹かれたのだ。 ――幸あれ、と祈りたくなる。 2011.11.09 宇治市植物公園 草丈はあまり高くならず、 強い風にも堪える面構えである。 イソギク キク科イソギク…
今年もたくさんの都鳥(ユリカモメ)が渡ってきた 琵琶湖(堅田) 対岸ではもう20羽ほどの白鳥が飛来しているらしい。 (詳しい情報、画像は naka932のブログ で) なにをウロチョロしてるの? オー あこがれの君っ……!? あれはなんだ! 都鳥 群翔 !!… では…
■ 枯・立・蓮 ■(トップ画像整理編) 京都府立植物園にて 2006,11,29 2006,12,06 2006,12,15
■ ハリモミ ・ 針樅 (「木霊」-230-木肌) 京都府立植物園 婦人のグループがそばを通りかかって 大きな松笠を見上げながら、 「ほしいわね」 「どこかに落ちていない?」 などと言っている。 残念ながら落ちては居ない。 松笠は手が届きそうなところにもあ…
今年もたくさんの都鳥(ユリカモメ)が渡ってきた 琵琶湖(堅田) 対岸に見える山は三上山。 対岸ではもう20羽ほどの白鳥が飛来しているらしい。 (詳しい情報は naka932のブログ で) 姐御連? 幼さが残っています 「す~い スイ……」 ゲボッ (ドヂッ! 何故…
今年もたくさんの都鳥(ユリカモメ)が渡ってきた 琵琶湖(堅田) のんびりと湖面に浮かぶ都鳥。 真鴨も一緒。 一休も芭蕉も… 見たはずの晩秋堅田。 対岸では11月27日に白鳥が来たという。 (詳しい情報は naka932のブログ で) 私は鳥をほとんど撮らない。 …
■ フユイチゴ・冬苺 近くの山で 今、裏山で盛んに実をつけている。 枯葉やシダに囲まれ、 落ち葉がしきりに降ってくる。 息子はまだ三歳だった。 雪の中で冬苺狩りをやって欣喜雀躍 いっぱい集め、 自慢げに見せてくれた 無垢な姿が浮かぶ。 遠い日……。 はち…
■ アメリカハリグワ ・ アメリカ針桑 (「木霊」-229-木肌) 2006.11.08 京都府立植物園にて テニスボールのような実がいくつもなっていた。 ちょっと握ってみたかったが…やめた。 綺麗な緑黄色。 愛嬌たっぷりなのだ。 木肌は、お世辞にも美しいとはいえな…
何度か伊吹山へ行っていると途中で目にする「関ヶ原鍾乳洞」の大きな看板が気になっていつか行ってみようかと思っていた。幸いというと奇妙な言い方になるが、時雨れていた。晴なら、鍾乳洞へ足を向けたことを後悔したにちがいない。で、幸運な降ったりやん…
■ キチジョウソウ・吉祥草 京都府立植物園にて ふと気づくと足許に……。 隠れるように咲いていたので 顔を出してもらった。 キチジョウソウ。 山野の麗人。 キチジョウソウ(ユリ科) 学名 Reneckia carnea Kunth. 本州・四国・九州の山野に咲く常緑多年草。家…
■ トウカエデ ・ 唐楓 (「木霊」-228-木肌) 2007.05.04 京都府立植物園 すべてを緑に包め 唐楓 目立たぬ花にも 春は来る 虫たちはおまえが大好きだ 2011.10.18 京都府立植物園 2006.11.08 わずかに紅葉し始めたトウカエデ (落ち葉は偶然のイタズラ) (大…
■ 八重紫蝦夷菊 ・ ヤエムラサキエゾギク 清楚華麗 独特の色合いをもつ八重紫蝦夷菊。 ご近所の方が大切に育てておられるのを撮らせていただいた。 この色は なんと表現したらいいのか…… 目の中に 静かにしみ通ってくる。 エゾギク (キク科) 学名 Calliste…
■ クコ・枸杞 クコの実が たわわに あかあかと輝いていた。 晩秋の夕日の中で…… そういえば この秋半ば 小さな花を見かけたことが…… クコ(ナス科) 学名 Lycium rhombifolium 川岸など水辺に自生する落葉低木。花期は夏~初秋。薄紫色の花が咲く。果実は赤…
仲良く歓談 食事…… お腹もいっぱいになって……(?) お帰り……(?) 帰っちゃうみたいです…… 「じゃあ…… また明日ね」 「まがも」 了 ご覧いただき、ありがとうございます。 写真は、CanonのIXY DEGITAL800ISか、EOS20D に EF-S18-55mmF3.5-5.6USM や EF90-3…
■ オオセンナリ・大千成 京都府立植物園にて 色も形も風情がある。 遠慮がちに咲いているときあれば 陽気に歌を歌っているようなときもある。 酸漿と形こそ違うが 枯れていくとそっくりの網の目(これは萼?) が液果(実)を包んでいる。 酸漿も可愛い。 こ…
「ス~ラ、スラスラ スラ スイスイスイっと」 「うン?! ……私? 撮ってる? なにかポーズとれってェ? 」 「ウ~ン……。では、御馳走をとるとこ…! 」 (ゴボォッ!) 「どう? ちゃんと撮れた? ……えっ、もう一つぅ?」 (ウ~ン……。) (あれしかないね……) 「行…
「七人の侍」ならぬ10羽の真鴨見参 近づいてきた 食事前のお遊び 交流会のようです 明日へつづく ご覧いただき、ありがとうございます。 写真は、CanonのIXY DEGITAL800ISか、EOS20D に EF-S18-55mmF3.5-5.6USM や EF90-300mmF4.5-5.6USM、 EF50mmF2.5コンパ…
□ シマモミ・しま樅 □ おもしろい球果がたくさん立っている。 大きな木だ。 ふらふらと近づいてしまった。 京都府立植物園でも自慢の木の一つではないか? 木肌は松に似ている。 二抱え近くある。 立派だ。 樹齢約80年。 楽しく見上げた。 人間がこうした…
マアザミ(キセルアザミ)・真薊(煙管薊) いつも下向きに咲く薊。 その姿がキセルに似ているというので「キセルアザミ」ともいう。 若い葉は食用にされる。 それで「真」が冠せられた。 岐阜県飛騨の佃煮は地域野菜として有名というが、 食べたことがない…
晩秋の蓮ともみじ もみじが 満開の時 それは散る姿でもある。 逝くものの 誇り。 逝ったものの姿もまた 誇り。 凛と 枯れ朽ちる。 ご覧いただき、ありがとうございます。 写真は、CanonのIXY DEGITAL800ISか、EOS20D に EF-S18-55mmF3.5-5.6USM や EF90-300m…
コダチダリア さわやかな秋の風に吹かれていた。 なびく姿は 麗人を思わせる。 京都府立植物園の園丁のみなさんに拍手。 これから咲く少年少女の可愛い顔も……。 ご覧いただき、ありがとうございます。 写真は、CanonのIXY DEGITAL800ISか、EOS20D に EF-S18-…
□ アオハダ・青肌・青膚 □ 樹皮が青いわけではない。 少し削ると緑色の内皮が見えてくるので「青肌」。 紅葉に賑わう中で こいつの葉だけが白っぽい。 近づいて思わず惹かれた。 またしても、少しひつこいオタクが顔を覗かせた。 <(_ _)> 撮影の最中、小鳥が…