アカショウマ ・ 赤升麻 Astilbe thunbergii

　　　■ アカショウマ　・　赤升麻　（「伊吹憧憬」-681-）

　　　　　　　豪雨一過の、2011.07.05

　　　　　　　この日、晴れそうな気配に決断。

　　　　　　　伊吹山を目指した。

　　　　　　　花季に入ったばかりのアカショウマが

　　　　　　　一気に咲き誇ろうとする気配を見せていた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　真っ白の小花が

　　　　　　　風にもてあそばれているような…

　　　　　　　風と戯れているような……。

　　　■　アカショウマ （ユキノシタ科チダケサシ属）

　　　学名　Astilbe thunbergii

　　　本州、四国、九州に分布する多年草。
　　　落葉広葉樹林の林縁などに生育する。伊吹山頂はそのかぎりではない。
　　　丈は８０ｃｍくらいまで。太い根茎があり、株を形成して生育する。
　　　葉は互生。３回３出複葉。小葉の葉身は長卵形で葉縁は重鋸歯。葉先は鋭く尖る。
　　　花期７月。花茎の先に枝分かれした総状花序をつけ、小さな白色の花を多数つける。
　　　　　　花弁はトリアシショウマに比べて短く、3ｍｍ程度。
　　　名は、漢方薬になるショウマ（升麻）の花序に似ていて、茎の下部や葉柄の基部が赤いため。

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