9月20日 伊吹山山頂の空 (「伊吹憧憬」-60)1画像

「伊吹憧憬」-60  9月20日 伊吹山山頂の空

   去年の9月9日に伊吹山山頂を目ざしたことはこの「伊吹憧憬」の初回に
   「靴が履けるようになったら」で書いたとおりである。
   そして今年8月25日、
   足が元通りになったわけではないが再挑戦して
   五合目まで行った。足の不安と痛みは拭えなかった。
   だからその後、歩く練習をした。
   主に棚田の村「畑」の農道という農道を
   歩き回った。まだ歩いていない農道もあるが…。
   そして今日、9月20日、天候もいい、出かけることにした。
   「満を持して」とは言わない。、
   つまり
   「足(くるぶし周辺)や膝の痛みが堪えきれないものなら
    あっさり諦めよう」と心に決めて、ともかく頂上を目ざした。
   おそろしくゆっくり歩いた。
   七合目に辿り着いたとき、下りを想像すると恐ろしかった。
   わずかに痛む。でも、堪えられる。
   内心微笑もうとしたものの、
   痛みより脚力と体力の低下が
   この一年で信じられないほど落ちていることの方が辛かった。
   まともに歩けるようになってまだ2ヶ月余りだ。
   情けなくなるがこれも仕方ない。
   「ともかく行けるところまで、
    やれるところまで…」
   そして、なんとか頂上まで辿り着いた。
   大して感慨は湧かなかった。
   下山の不安と、これで「登った」という納得がない。
   要した時間、3時間半。
   途中で写真を撮ったりしたとはいうものの人の三倍近い時間を要していた。
   「また登ってやる!」
   悔しさではない。自分に納得したいだけだ。
   下山は膝や踝にこたえはするが体力的には楽だった。
   注意深く足を運んだ。
   ゴンドラに乗ったときは4時半に近かった。

   記念に、今日の伊吹山山頂の青空をUPしておく。
   

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   また行きたい伊吹山
   きっとまた行く伊吹山
   なんどでも行くぞ伊吹山


               ご覧いただき ありがとうございました