シオギク ・ 潮菊 / 塩菊

　　　■　シオギク　・　潮菊 / 塩菊 　

　　　　　　　2011.11.09　宇治市植物公園

　　　　　　　小さな花をつけて

　　　　　　　ちまちまと顔を並べている。

　　　　　　　

　　　シオギク　（キク科キク属）

　　　学名　Dendranthema shiwogiku

　　　別名　潮風菊（シオカゼギク）

　　　徳島県東端の蒲生田崎～高知県物部川に分布する多年草。
　　　海岸の崖地に生育する。
　　　丈は３５ｃｍくらいまで。
　　　葉は互生。上半部は羽状に浅～中裂。中程は倒卵形～長楕円形。基部はくさび形。
　　　　　　全縁または幾つか鈍鋸歯がある。
　　　　　　表面は緑色。縁は白色。裏面には丁字状毛が密生、銀白色になる。
　　　花期は１１～１２月。小さい舌状花が付くこともあるが、多くは筒状花だけの頭花を持つ。
　　　　　　頭花は黄色。
　　　イソギク（磯菊）に似ているが頭花がやや大きいことや葉の幅が広いことで区別できる。
　　　本種とイソギク（磯菊）の中間型がキイシオギク(紀伊潮菊)。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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