オチフジ ・ 落藤 Meehania montis-koyae

　　　■　オチフジ　・　落藤　　

　　　　　　　2011.05.02　京都府立植物園　山野草展

　　　　　　　――ずいぶん色っぽい羅生門葛！

　　　　　　　と思ったら、チガッタ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　環境省レッドデータブック
　　　　　　　絶滅危惧II類(VU) (絶滅の危険が増大している種)だそうだ。

　　　オチフジ　（シソ科ラショウモンカズラ属）

　　　学名　Meehania montis-koyae

　　　本州（近畿地方）に分布する多年草。
　　　山地の半日陰に生育する。
　　　丈は２０ｃｍくらいまで。細長い地下茎があり、悪臭がある。
　　　葉は対生。三角状心形。両面に微毛がある。鈍い鋸歯。
　　　　　　葉裏は紅紫色を帯びることが多く、表面に褐色も模様が出ることもある。

　　　花期は４～５月。筒状の唇形花。長さは４ｃｍほど。
　　　　　　開口部は広がり、上唇は２裂、下唇は３裂する。喉部に開出毛はない。

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