スイレン ヒツジグサ / 未草 Nymphaea tetragona 草津市立水生植物公園「みずの森」の睡蓮

　　　■ 　睡蓮　ヒツジグサ　/　未草　　　

　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2008.05.30
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2006.06.21

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2010.06.09

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2009.10.20

　　　　　　　朝寝坊なスイレンである。
　　　　　　　未の刻（午後２時）頃に花を咲かせるというが天候次第で午前１１時頃から咲き始める。
　　　　　　　目覚め始めるとどんどん開いていくのを見ることができる。
　　　　　　　開き切ったかと思うとまもなくゆっくり閉じ始め、夕方にはしぼんでしまう。

　
　　　　　　　2007.06.06　京都府立植物園

　　　　　　　――これはまた可愛いヒツジグサ……。
　　　　　　　６月に咲いて
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　８月、なお咲いていた。
　　　　　　　いつまで咲くのだろう。

　　　　　　　2010.07.07　滋賀・伊吹野

　　　　　　　毎年わずかですが
　　　　　　　湿地にある雑木林の下、小暗い一角に咲くのです。
　　　　　　　マクロレンズでは遠くて無理なんです。
　　　　　　　でも、輝くように可憐だったもので…ね。

　　　　　　　　　　

　　　　　　　原生のヒツジグサは
　　　　　　　はかなく頼りなげです。
　　　　　　　以前

　　　　　　　2008.08.03

　　　　　　　山門湿原で見たときもそうでした。

　　　　　　　　　　

　　　　　　　いつ涸れても不思議ではないような湧き水に…、
　　　　　　　というよりそこかしこの水たまりに咲いていたの姿も
　　　　　　　はかな過ぎるように見えたものでした。

　　　スイレン　ヒツジグサ　　Nymphaea tetragona

　　　原種

　　　メモ
　　　学名　Nymphaea tetragona var. angusta
　　　世界で一番小さなスイレン。
　　　日本全国の池や沼に広く分布している。耐寒性の強い野生種。
　　　　　山地の沼や亜高山帯の高層湿原にも生えている。
　　　葉は全縁で緑色。
　　　花期は６月～１１月。
　　　　　花びらは白色。蘂は黄色。萼片が4枚、花弁が10枚ほど。花の大きさは４ｃｍくらい。昼咲き。
　　　未の刻（午後２時）頃に花を咲かせることから、ヒツジグサと名付けられたといわれる。

　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2006.06.21

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