ゲラニウム・マデレンセ

　　　■ ゲラニウム・マデレンセ

　

　　　　　　　咲き始めを見たとき、
　　　　　　　２輪しか咲いてなかった。
　　　　　　　蕾がいっぱいだった……。
　　　　　　　待つことにした。
　　　　　　　紅紫の美しさに惹かれたのだ。

　　　　　　　2007,03,19　京都府立植物園

　　　　　　　やっと先揃いだしていた。

　　　　　　　　　　

　　　　　　　2007,03,28 には満開に近かった。

　　　　　　　　　　

　　　　　　　2009.03.24　京都府立植物園

　　　　　　　少し株が小さくなったような印象を受けた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　

　　　　　　　フウロウソウ科の中でも最大クラスの大きさなのに

　　　　　　　可憐さの余韻を残しながら

　　　　　　　おおらかに咲くその姿は、親しみ感じさせる。

　　　ゲラニウム・マデレンセ （フウロウソウ科）

　　　学名　Geranium maderense

　　　マデイラ諸島(ポルトガル)原産。草丈が１メートル50センチになり、この仲間では最大級。

　　京都府立植物園「８０年の歩み展」―エキウムとゲラニウム―　から（一部抜粋）
　　　　アフリカ大陸の西北、大西洋上にスペイン領カナリア諸島やポルトガル領マデイラ諸島の小さな
　　　　島々があります。3700mのテイデ山を筆頭に2000m以上の山々が連なり自然環境が非常に多様で、
　　　　地理的に大陸から隔離され独特の進化を遂げたことと相まって、珍しい固有の植物にあふれてい
　　　　ます。
　　　　　（中略）
　　　　ゲラニウム・マデレンセはマデイラ島に自生するゲンノショウコの仲間で世界最大といわれる種
　　　　で、1000個以上の赤紫色の花が傘状に広がって咲き、観賞価値の高い植物です。当園では1992年
　　　　英国から種子を導入し、1994年3月観覧温室内で開花しました。毎年春には花を咲かせ入館者を
　　　　楽しませています。
　　　　……当時日本で開花するのは非常に珍しく、おそらく日本初開花であると思われます。

　　　その他のことは分からない。いつかまた……。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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