キブシ ・ 木五倍子

　　　■ キブシ　・　木五倍子

　

　　　　　　　2007,03,28　京都府立植物園

　　　　　　　見落とすところだった、
　　　　　　　ヒヨドリが来なかったら。
　　　　　　　奇妙な格好で、細いものが揺れている。
　　　　　　　花だと気づくのに間があった。
　　　　　　　気づいて、
　　　　　　　――へえ～、おもしろ。　（←関西弁で）
　　　　　　　初めて見た。

　　　　　　　――風よ、止まれ！
　　　　　　　　　　　　　　　　　(手ブレの言い訳)

　　　キブシ （キブシ科キブシ属）

　　　学名　Stachyurus praecox

　　　別名　マメビシ　　キブジ

　　　北海道（西南部）、本州、四国、九州に分布する落葉低木。　雌雄異株。
　　　樹高３～４ｍ。花は 4 弁で釣り鐘型。
　　　果実を五倍子（ごばいし；フシ）の代用として黒色の染料にするのでこの名前があるそうだ。
　　　雌雄の違いは花の内部を見ないと分からないそうだ。
　　　雄花は黄色みが強く、雄花は緑色を帯びる傾向にあるという。
　　　花期３～５月。果期１０～１２月。

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