フキノトウ ・ 蕗の薹 (伊吹憧憬)

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   ■ フキノトウ・蕗の薹



       伊吹山の裾野の村から奥伊吹にかけて
       春のはじめ
       いたるところでというと大袈裟だが
       農道、畦、道端、石垣……にと
       まことによく見かける。


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                                                            2009.02.22

       節分草の咲く頃
       そのそばを探せば大概いくつも見つけられる。
       つい、帰路は道の駅「旬菜の森」に立ち寄って
       パック入りを買う習慣がついた。


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       これまでに一度
       節分草の近くに滲む水の脇から
       フキノトウを一つだけ持ち帰ったことがある。
                                 採ってはいけないのに。

       その美味かったこと!


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                                                            2008.03.26

       ここまでに成長すると味の方はチト……。


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       老女が水路で大根を洗うすぐ下に
       幾つも咲くフキノトウ
       いつからそこに根を張っているのだろうか……?


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       周囲をコンクリートで固められている岩の隙間に
       しっかりと根を張っている。

       その上流の溝に
       雌株を
       初めて見た。


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       これまで気づかなかっただけかも知れないが
       それは、薄暗い中で
       美しく咲いていた。


       静かに冬から春へ
       時の流れの中で咲く
       フキノトウ


   フキノトウ (キク科フキ属)
   学名 Petasites japonicus
  フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』
   茎は地上で伸びるのではなく地下茎となっている。
   早春、葉よりまえに花茎がでる。これを蕗の薹(フキノトウ)とよんでいる。
   雌雄異花であり、雌花は受粉後、花茎を伸ばしタンポポのような綿毛をつけた種子を飛ばす。
   開花時の草丈は5~10cmだが、結実時の草丈は80cmになるものもある。
   日本原産。


       2007,03,22 京都府立植物園

       すっかり花がひらき
       まさに薹のたったフキノトウ

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       よく見かける雄花である。

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