ミソハギ ・ 禊萩

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   ■ ミソハギ ・ 禊萩  「畑」の花



       滋賀県「畑」の棚田に通っている。
       農道脇や道そのものに小花が咲いているのも愉しい。
       名前を調べるのにも一苦労。

       「禊萩」ミソハギの名は MooNさんとそのお友達のお蔭で判った。
       ありがたい。大助かりだ。
       持つべきものはブロ友!

       午前中は陽も当たるが午後は完全に日陰になる処で咲いていた。
       だからか何故かひ弱げだ。
       いとしくなる。
   

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       茅葺きの村「在原」を訪れ、
       ここ「畑」を歩いていると
       さまざまの小花に出遇う。
       しかも種類が多い。

       ありふれた花に
       これまで私がいかに自然を愛していなかったかということを
       教えられる。
       私の多寡が知れた「知」がいかに干涸らびていたことか…。


       その花は精霊送りに用いられたのであろう。
       田舎の生活の中で
       墓参りをするときにわざわざ花を買い求めたりはしない。
       墓参の途中で適当に花を摘むのだ。
       祖父はそんなときいつも鎌をもって出ていた。
       道々、草を刈りながら行き、かつ供花を摘み、刈るのだ。
       ぞんざいなようだが合理的である。
       私の田舎ではその道にミソハギはなかった。が、
       意味はいっしょだ。
       「みそぎはぎ(禊萩)」が「みそはぎ」になった。
       「みそぎ」は罪ケガレを祓うこと。


   学名 Lythrum anceps
   別名 ボンバナ(盆花) ショウリョウバナ(精霊花) ソビソウ(鼠尾草)
   日本及び朝鮮半島に分布する耐寒性の多年草。全株無毛。
   湿った明るい湿地や田の畔などに生育する。
   丈は1mくらいまで。茎の断面は四角い。
   葉は対生。長さは6cmくらいまで。
   花期は夏~初秋。花色は紅紫色。六弁の小さい花を先端部の葉腋に多数つける。
   名は、ハギに似、禊(みそぎ)に使ったことから禊萩となったという。
   別名のボンバナ、ショウリョウバナの名はお盆のころ盆花としてよく使われことに因る。
      または溝に生えることから溝萩に因るともいわれる。
   国・地方によっては食用にされ、民間薬として下痢止めなどに使われたこともある。



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