鰻の寝床で(「木霊」96)

(「木霊」96 木肌)


    鰻の寝床で 

   京の町屋、祇園祭の鯉山
   その露地の中に
   立っていた 巨木
   何年になるのだろう
   狭い空間
   驚きのいのち
   生きるということは
   堪えること…
   それでも生きる
   ひかりとみず
   かぜがあれば


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